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平山郁夫美術館に展示されている「群畜穹閭(ぐんちくきゅうりょ)」というシリアの民を描いた画です。
左が大下図(下絵)と呼ばれる設計図というか、これでバランスなどを決める画で、右が完成の本画です。
日本画の描き方を初めて知ったのですが、
この本画用の和紙の上に転写用の紙を敷き、その上に大下図を載せてボールペンでなぞって、本画用の和紙に転写するそうです。
日本画の絵具は乾きが早いのでこういう作業をするとのことで、「へーーーっ!」って感じですが、この美術館のように2枚の絵画を展示してレクチャーしているのも珍しいですね、知らないことばかりです。
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