YAE MAEDA前田八重 籐・かずらのバッグ&アート

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2024年 11月 17日

wanted

 ←私の道具箱

創るものによっては、道具まで自分で作っている職人さんは多いのですが、そこまではできないので、長い年月でたくさんの道具が揃ってしまいました。

レッスン中に道具箱から生徒さんにお貸ししたりしますが、たまにその道具を間違って持って帰られてしまうことがあります。
今回は他の道具で間に合わせがきかない道具だったし、唯一誂えた道具でもありますので、返ってくのをドキドキしながら待っていました。

まるで大切な人でも待つような心地とでも言っておきましょうか・・・


2024年 11月 04日

編む・巻く

ツートンカラーのbagを籐の皮で編んでいたのにバランスが気に入らず、かなりの高さまで編んでいたけど編み変えることにしたら、全てが落ち着きました。
試作品を仕上げた後に正式なものを編み始めますが、長く仕事をしていてもこいうこともあります。

今年最後の三連休ですした、寒くなる前に大掃除をと思い立ち寝室の掃除を始めbedを起こしてみたら、骨組みの合致するところには籐の皮で補強してあるのですが、その部分の皮が外れている箇所があり、皮の巻替え修理も済ませました。
籐の皮は自分で巻けるけど骨組みの太い民(みん)を曲げる設備がないので自分で作るのは無理、選りすぐりの籐家具屋で日本の職人さんに作ってもらいましたが、もう40年も使っています。
この籐のbedは簀の子状になっているので風通しが良くて涼しくて、軽くて掃除が楽なのですが、最近は力が無くて昔みたいに頻繁に掃除ができないのが問題です。

 

 ↑こちらが頭側


2024年 11月 01日

神の申し子

大谷のドジャーズがワールドシリーズでヤンキーズに競り勝ち、優勝しましたね。

今年は春からMLBをLIVEで観ていたけど、丁度ワールドシリーズの時は6日間レッスン休みだったので、しっかり朝から楽しみました。

私の中では大谷を「神の申し子」と呼んでいたけど、本当にそのとうりです。

来年も楽しみです。

 


2024年 10月 06日

癒しの音楽

友人の参加するアマチュアオーケストラの5年ぶりの演奏会で、ベートーベンの「英雄」、とても集中して聴き入りました。
医療関係者を中心にしたオーケストラで友人はチェロを弾いています、仕事もしながら時間を作り出して練習するのは気力・体力の要ることで、好きだから頑張れることですが、彼女の姿にいつも励まされています。

体調不良のところ、元気をもらいました。

使い古した言葉だけど、やはり「音楽は癒し」ですね。


2024年 09月 22日

イメージと現実との落差

来年の個展に向けて新しいバッグの型をデザインをしたけど、編み柄が適していなくて失敗作になってしまった。
全ての編み柄が全ての型に適してはいないので仕方ない、これは自分で失敗を繰り返して掴まむことで、誰も教えてくれない。
陶器なら割ってしまうところが、そうはいかないから見るたび悔しい!

再度編み直してOKになったなら、新しい材料で心新たに作品を編む、編む。。

新しいデザインの時は仕方ない作業だが、できたらスムーズに完成に辿り着きたい。

本当は、めげている!!

 

 


2024年 09月 20日

OFF日の過ごし方

今年からMLB・ドジャーズ戦を観戦している、今朝は6時に目覚めて50-50のあとに51-51達成まで見届けた。

なんか、嘘みたい! 言葉が出ない。。

彼は勿論努力しているのだけど、漫画チックな出来事にみえてくる!
次は55になれば60をとファンの期待は勝手に高まるばかり。

個人的にはホームラン数でアリーグのジャッジを抜いてほしい、ジャッジは見た目も宇宙人みたいに感じる。

 

そして、起きたっきり友人の退院が決まった、この人もスゴく元気で、とりあえず安堵した。

 


2024年 09月 14日

起きたっきり老人

気短で活動的、身体も丈夫な友人の腸にガンができてしまい、彼女は手術を受けた。

子供の頃から病気がちで今も病院通いに忙しい私は「寝たっきり老人」になりそうで、元気で余り病気をしたこともない彼女は「起きたっきり老人」になるに違いないと思っていたから、そう呼んでいた。
医学の進歩は日進月歩だから、ガンに罹っても初期であれば生きていけるのは解っているけど、ちょっと待ってよというか、ショックなのである。

彼女も私も独り暮らしなので、先々にボケるのは怖い、ガンなら自分の身の回りの始末だけはできると話していて、しかも私は父・兄・姉がガンで亡くなっているガン家系なので、なんならガンで人生終わりたいと思っているが、実際そうなったら、どうなのか??
 

彼女の見舞いに行った時は30分の面会時間を大きくオーバーして喋ってしまい反省だったが、彼女は元気そうで術後に数々の管が抜けてから動き過ぎて熱が出たこともあったらしい、彼女らしいエピソードだが、私も大昔に腸捻転の手術を受けているので、何となく症状や術後の生活は分かるのだが、病室の入り口に患者のネームプレートが無いのには驚いたし困った、今時なのでしょうね。

 

病名を聞いた時は息が詰まったけど、取り敢えず退院して、ゆっくり回復してほしいと願っている。

 


2024年 08月 30日

900個超え

のろのろ台風のせいで気象庁からの厳重警戒が長く続いていて、JRも計画運休、広島市内も電車・バスが運休しデパートも休業、休みの会社も多いので交差点近くのアトリエも静か。

現在、網代編みのbagを製作中です。
個展を毎年するようになってbagにナンバリングを打ちカルテを作るようにしました、それ以前のものは数に入っていないけど、もう900を超えていて自分でも時々驚く。

買ってくださった方々に感謝で、そのbag達は元気でお役に立っているのか心配です。

自然素材なので皮革のbagほど丈夫ではないけど、そこを理解されていれば何年も使えます。
実際に自分の使っているbagで一番古いのは、20年くらい経っていて、しかも夏だけでなく1年中使っています。

修理したり、持ち手を変更したりで使っておられる方も多いので、大事にしていただいて作者としては嬉しいことです。

 

 


2024年 08月 19日

吐けない、吸えない

  図案と編み始めの一部

籐の丸芯や籐の皮でバッグやカゴを創る場合は、織物でいうと縦糸にあたる縦芯と呼んでいる骨組みに当たる丸芯や籐の皮を切って揃える。
その数や長さは法則に従って計算して決めるのだけど、本数は奇数と偶数の場合がある。

編み始めた模様は、初めてではない模様なのに進めなくて??の状況だったのは、縦芯の本数を数え間違っていたと判明、しかもそれに気付くのに時間がかかった。
まさか、基本の基で間違ってるなんて・・・

ショックだけど、この仕事を長く続けていても、こんな単純な間違いで時間を取られることもある。

スムーズに編み進められるまでは浅い息しかしていない、この段階を過ぎて、初めて楽しく編めるようになるのです。

 

ところで最近「肺気腫」と診断された、仕事のせいではないけどシッカリ吐いて、大きく吸える生活を心掛けたいものです。

 

 

 


2024年 08月 17日

この連休

連休のゆるい課題は生徒さん用の見本をデザインし、更に生徒さんが編みやすいようにテクニックを変更して見本として完成させることや、ストックルームの整理などと決めていましたが、
この暑さで外出を控えていたからか?、今回は余裕をもって終了しました。

 

 

最近はオーバーツーリズムの中で旅するより、仕事をしている方が幸せと思ってしまうのは変?


2024年 08月 12日

私のオリンピック

8月も半ばになってしまい、長くblogをさぼっていました。
忙しいといえば忙しかったのですが、今は慌てて何か書こうとしています。

今朝オリンピックの閉会式があって、普段の日常に戻れるのは嬉しい。
オリンピック期間中、特に興味のあるスポーツはなくても、競技を断片的には観ていました。
意外な競技が面白かったり・・・・

泣いたり、叫んだりの格闘技は、もうお腹いっぱいです。

 


2024年 06月 25日

晴れ女の実力

       ←大好きなトラノオ

梅雨入り直後で大雨の天気予報の中、2日間ほど県北の山小屋で雨にもあわず、10数年ぶりでせせらぎの音を聞きながら過ごさせていただきました。
3000㎡の広さの敷地に川が流れています。

夜には「蛍」の舞いも見ることができ、美味しい料理にお酒、大満足の休暇でした。
体調も悪くなくて、頭がすっきり!

大好きな「トラノオ」も自宅に持ち帰り、暫く楽しめます。

 

また、明日から頑張れそう・・・

 

 


2024年 06月 02日

回り道

昨夜「プロジェクトX」でVHSを取り上げた放送をしていたが、私は映画を撮り溜めるために1977年ごろに、無理してソニーのベータマックスのビデオデッキを買っていたが、故障ばかりだったのを思い出す。
その後VHSが主流になり故障はほとんどなくなり、今のブルーレイレコーダーまでに一体何台買ってきたのか?定かではないが、あの頃自宅にデッキを持っている人はとても少なかった、VHSの性能が安定してから各メーカーの競争が激化して一般化したと思う、ビクターの社員の努力が実ったわけです。

 

何の世界も研究に次ぐ研究で1位を目指す、どこかの政治家で「2位ではダメなんでしょうか?」なんて言っていた人が東京都知事選に手を挙げて話題になっている。
女性に活躍してほしいと思っているけど、あの民主党の事業仕分けの時に、のちにノーベル賞を受賞した京大の山中伸弥教授をニュース映像で見た時はショックだった、あんな素晴らしい研究をされているのに、予算を削減されたに違いない。
日本政府は国力を増すためにも、人材を育てることや、科学や医学などの部門にもっと研究費を出すべきではないかと思っている。

 

 

こちらは ↑ 新しい模様の図案を考えている、PCのソフトを使えば簡単にできるのかもしれないが?、アナログ人間だし少し時間はかかるけど、こうして悩みながら仕事をしているのが創り手の楽しみでもある。

自信を持って良い物を創るための道です。


2024年 05月 30日

オススメの番組

先日のピクニックバスケットができ上りました。コロンとして可愛いかごになりました。

 

先週から、NHKの水曜日23:00からの「明鏡止水」の第2シリ-ズが始まりました、1回目は「二足歩行を極める」で、現代人でちゃんと立っている人は少なそう。
まず、そこから修正しないと何も始まらないけど、なぜか私はこの番組が気に入っていて、背筋が伸びる感じがするのです。

一度ご覧になってください。


2024年 05月 26日

無理な相談

個展終了から1週間、なかなか疲れは取れないが、久々に生徒さん用の見本をデザインして創っていましたが、先ほどから手が攣って、ちょっと一休みしているところです。

手が攣ると言っても、正確には指と手のひら部分が陥没したみたいになって、元に戻らなくて叫びたいくらい痛い!
そういう時はひたすら温めて筋肉の緊張が取れるまで待つしかない、外科でも大した治療もできない、使い疲れという診断。

こんなことが頻発しているので、仕事もいつまでできるのか?不安になってしまう。

無理をしてきたので、いつか終わりがくるのだと思うけど、未だずっと仕事はしていたい。

 


2024年 05月 20日

個展終了

今年はお手伝いの方がダウンされて、4日間私1人だったので大変でしたが、何とか無事に終了致しました。

搬入・搬出をお手伝いしてくださった方々に感謝です。

 

 

 

 


2024年 05月 16日

個展初日

 


 

個展の初日を無事終えました。

多くの方々に籐の皮のバッグの良さを知っていただきたいと思って始めた個展ですが、年々新たな学びがあり今年で25回目、今年もよい出会いを期待しています。

 

 


2024年 05月 15日

明日から個展開催

個展の搬入を完了しました。
昨年と同じギャラリーですが昨年はオーナーさんが不在だったので、知らなかった展示道具があり、ちょっと展示スペースが広がりました。

毎年、どうセンス良く、観やすく展示するかは楽しみであり、悩みでもあります。

天気に恵まれ、無事4日間開催できますように・・・・

 

 


2024年 05月 09日

5月のバラ

ベランダの植木鉢のバラが咲きました。
どなたかの展示会でこのバラの苗をいただいた時に空いた鉢がなくて、間借り的にほかのものが植えてある鉢に植えたのが6,7年前で、ろくに肥料もあげてないのに年に2回ほど咲いている。
きっとバラ造りの上手な方が育てた苗だったのだろうが、この赤い花が咲くのが嬉しくて元気をもらっている。
 

 


2024年 05月 05日

各々のGW

GWは食料品の買い出しに外出しただけで、あとは自宅でカンズメ、仕事と休養が2:8くらいで過ごしています。

渋滞の中、家族旅行の方も多いのかと思いますが、ご苦労様です。

元々、野球に関心は無かったのですが、最近は早朝からドジャーズをLIVEで観戦していて、詳しくなりました。
プロフェショナルの集団ですから見応えがあります、もう、カープは観られない。

とわいえ、個展前ですから作品も創っています。

  ←さあ、何ができるのか?


2024年 04月 27日

できたての作品

携帯電話入れ3点が完成

 


2024年 04月 23日

25回目

TOPページにも個展の案内をUPしました。

郵便局の土日の休みとGWがあるので、昨年より早くDMの宛名書きを済ませました。
今年も手書きに拘りました。

あっという間に今年で25回目の開催になり、支えてくださった方々に感謝です。

 

あと少し日にちがあるので、足りないものを準備したり、体調を整えたいと思います。


2024年 04月 15日

心華やぐ

今朝玄関のドアを開けたら、両手で抱えなければ持てないくらいの「ミモザ」が置いてあり、思わず笑顔になった。

大好きな花が「もふもふ」の花盛り状態で届いて幸せな気分になり、このところの忙しさを忘れて、いい1日が送れそうです。

出社前の忙しい時間に届けて下さった生徒さんに、感謝です!

 


2024年 03月 17日

自愛

体調を崩してレッスンを休講したり色々あって仕事が遅れています、今年の個展は開催できないかも・・・と危惧していました。

そんな状況でしたからDMを考えるのも、遅れています。

まず、作品の写真を撮らなければ何も進みません。

 

何でも一人でしなければならないので、というか自分でしないと気に入らないのだから仕方ない。
時々、自分の歳を忘れて無理してしまうのだけは改めないといけない


 

 

 


2024年 03月 13日

オスカーのゆくえ

毎年アカデミー授賞式は当日の朝からLIVEと総集編で観ている、今年はクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞など7部門受賞したので、ちゃんと監督の才能が評価されて、公開が楽しみな映画です。

C・ノーラン作品は、ほぼ20年前くらいに「メメント」を観たのが最初で、「インソムニア」「バッドマンシリーズ」「インセプション」「インターステラー」、2~3年前の「テネット」まで観たけど、どんどん引き込まれる。

劇場では気付かなかったけど、wowowで観たときに、とあるセットが「インセプション」と「テネット」の両方に使われているのを発見して、アメリカ映画でも経費節減しているのか? 監督のお気に入りのセットなのか?と、何度もプレイバックして観直しました、映画オタクとしては発見なのですが、私の周りには映画を語る人が居ないので誰とも話すこともできないままでした。

 

観ないと思うけど、「ゴジラ」の製作費の安さは日本映画界ならではで、今回の受賞でもっと製作費を沢山獲得できるようになれば、日本映画も向上するのかもと期待しています。

 


2024年 02月 11日

今日の仕事プロセス vol .3

バッグの持ち手と裏地決め作業が終わり、裏地付けの作業に進んでいます。
今のところ13個を先に完成させます、数か月かかります。

 

裏地6ピース、ファスナー2本、接着芯4枚、持ち手2本、ミシン糸、これだけのものが必要になります。

ミシンとアイロン、座り放しで腰痛・肩こりの生活が始まります。。。。。


2024年 02月 04日

懐かしき味

↑とびしま海道の柑橘買いドライブで出会った豆腐で、大豆の味のしっかりした懐かし味がします。
年とともに淡白な味に惹かれますが、自分好みの豆腐は何処にも売っていなくて、本当に嬉しい出会いです。

とびしま海道行きは柑橘だけでなく、この豆腐をGETできるのも楽しみの一つです。


2024年 01月 24日

93歳

先日、中国新聞の朝刊の投稿欄に知っている名前を見つけ、住所をチェックしたら、以前来られていた生徒さんだとわかりました。
年齢93歳とありましたが、お元気だとわかり懐かしく・嬉しくて、皆さんにも知っていただきたいと思ってUPします。

彼女のことで一番覚えているのは「先生、今日は誕生日で私70歳になったんですよ」と、明るく言われた場面を思い出します。

「原爆も受けたのに、この歳まで元気で居られて幸せです」とも言われた、私など歳を取ること自体嬉しいと思ったこともないので鮮明に覚えているけれど、この投稿の内容のように被爆した方々、戦争を経験した方々は生きていることを感謝し、平和を願う気持ちは我々戦争体験のない者の比ではないのです。

彼女に手紙を書こうと思っています。


2024年 01月 11日

チェロの音

今年で3回目の「12人のチェリストによるコンサート」に。

N饗や各地の交響楽団でtopクラスで活躍しているメンバーによるコンサートですが、今回は映画のテーマ曲も多くて、とても身近な感じで心落ち着くチェロの音を堪能しました。
チェロ、大好きです。

夢の中から段々現実に戻りながらの帰り道は、いつもに増して早かった。


2024年 01月 01日

2024に

明けましておめでとうございます。



昨年末は体調を崩して大変でした。
今年は自分を労わりながら仕事を進めることを肝に銘じて、1年を過ごしたいと願っています。
結果、1つの教室を閉鎖するつもりです。

5月には個展を開催する予定ですので、もの創りを楽しめるようにしたいと思っています。

本年もヨロシクお願いいたします。


2023年 12月 18日

忙中ショパン

昨日の呉信用金庫ホールでの小林愛実コンサート。
彼女のピアノの迫力に会場も一気に盛り上がったのが分かるほどの熱演でした。

雪の中を呉線で行った甲斐がありました。

新聞社の文化センター呉教室に30年間講師として通っていましたが、久々の呉線からの瀬戸内海の美しさを忘れていました。帰りは夕日が沈むのを見ながらの帰宅。

頭の中では、ショパンの「幻想即興曲」が流れていて、このところの忙しさから救われた思いでした。


2023年 12月 10日

写真集

最近はBS1で「ワイルドライフ」や探検家のドキュメントなどを観ることが多くなって、写真家や冒険家の名前も何人か覚えました。

先日、大竹英洋の写真集を買い求めて暇があればページをめくっている、原生林の自然と動物が生き生きしている。
食べ歩きの温泉旅行などより、自然に触れる旅行をしたいと願っています。

体力に自信はないけど、また山歩きでも始めようかとも考えている。

 


2023年 12月 03日

努力と品格

        

何故か、今年70回目の「伝統工芸展」は広島では開催されなかったので、岡山の県立美術館で品格を感じる作品たちをみせていただきました。

同時開催していた企画展で九谷焼の「米田和」さんの作品に魅了されました、企画した学芸員のセンスも窺われました。

オリエント美術館とシンフォニーホールの内部も観てきましたが、まずステキな建物で充実していて広島は超えられてるなと・・・・


大きなイベントの時に広島県立美術館は併設展示としては常設展ばかりで新鮮味などないので、独自の企画展などの開催を努力してもらいたい。

それで広島開催はなかったのかと思うのは、私の考え過ぎなら良いけど。

 


2023年 11月 04日

非日常

今年は天候のせいで、残念ながらキレイに色付いてはいませんでしたが、モミジ狩りに.....



2023年 10月 22日

地味と派手

最近のお気に入りドラマは、土日にBSー11で放映している英国ドラマ「オックスフォードミステリー ルイス警部 」、もうシーズン6で、ルイス警部を演じているケヴィン・ウエイトリーとバディーを組んでいる刑事ハサウェイ役のローレンス・フォックスのバランスのいい配役になっています。
イギリスの石造りの大学構内やイギリス庭園、雨に濡れた石畳など、イギリスらしい街の雰囲気もステキです。

英国ドラマはアメリカと違って、地味で画面も暗めで昔は苦手でしたが、「刑事モース」を観て以来英国ものにハマっているようです。
モースもルイスも原作が同じ作家だから、入り込みやすかったのかと思いますが。

 

全てが対照的な「007シリーズ スペクター」をBSで放映していて、もう5.6回目なのに映画好きは困ったもので、また観てしまいましたが、
D・クレイグのトム・フォードがデザインしたスーツの着こなしはステキだし、彼の立ち姿は美しく見逃せないポイントでもありますね.....

 

 

 


2023年 10月 14日

大手術

籐の皮のバッグは長く使っていただきたいので修理を受け付けています。

籐の皮は自然素材ですから皮革の様には強くはないのですが、自転車の前カゴに入れて通勤されていたそうで、両角がなくなっていて、かわいそうな状態になっていました。
故障の初期には修理に出されない方が殆どなので、今回もかなり時間のかかる仕事になりました。

初期のうちに持って来ていただけるのを、創り手としては願っております。


 

 


2023年 10月 06日

自分流

 

   ← この写真で違和感を感じませんか?


ピアノの椅子が低いのです。

先日の「諏訪内晶子&エフゲニ・ボジャノフ デュオリサイタル」で気になって、気になって、最初は演奏に入り込めなかった。

数日後のレッスンでホールにお勤めの生徒さんから、このピアニストは高さの違う椅子を何個か誂えていて、曲に合わせて用いる椅子の高さを変えているとのこと。
多分折り畳みできる椅子かと思います。

最良の演奏ができる椅子の高さを研究したのでしょうが、彼女の説明でやっと納得できました。


2023年 09月 23日

深い呼吸


演目はブラームス・ヴァイオリン・ソナタ 1.2.3番、多作ではないブラームスの曲は余り聴かないのですが、演奏も諏訪内さんもステキでした。



 


2023年 09月 17日

今日の仕事 vol 2

蒸し暑くて仕事が捗りませんが、今週は波模様を編んでいます。
幅の違う籐の皮を使っています。

 

 


2023年 09月 04日

今日の仕事プロセス

網代編みの縁を仕上げています。
2.0mmの皮籐で直径2.0mmの芯を巻きながら止めていきますが、細かく根気の要る仕事で指の関節がダメージを受けます。

以前生徒さんに、くるくる巻いたものを売っていて、それを止付けているのかと言われたのを思い出しますが、そんな楽なことではなくて細かい仕事の連続です。


2023年 08月 30日

踊り?

久々に網代編みのバッグを編んでいる途中で、底を長方形にする際には、正方形に編んだものをマチの幅分だけ解いて対角線上に柄合わせをするのですが、一度でできなくてショックで右往左往した。

日頃生徒さんに偉そうに言っている「忘れましたか?、何度も編んでいますよ」と自分に言ってやりたい!

「スズメ100まで踊り忘れず」というけれど、、、、

 


2023年 08月 21日

映画オタクの呟き

レナード・バーンスタインの人生を描いた映画が近く公開されると知って、かなり昔の話を思い出しました。

数年前のS・スピルバーグ監督でリメイクされたミュージカル映画「ウェストサイド ストーリー」は観ていませんが、1960年代のR・ワイズ監督の作品は何度も観ました。
ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ、ナタリー・ウッドがキャストでしたが、音楽は当時クラシック界ではカラヤンと人気を二分していたレナード・バーンスタインが担当していて話題になりました。

その映画の中で、マリア役のN・ウッドが恋人役のリチャード・ベイマーという売り出し中の俳優と、あの名曲「トゥナイト」をデュエットしていました。
その後 R・ベイマーは「アンネの日記」に出演以来、ほとんどスクリーンではお目にかからずになっていました。

それから30年後、wowowでは開局記念の番組的な海外ドラマ「ツインピークス」を放映していました、デビット・リンチ監督作品で、主演はカイル・マクラクランの不思議なドラマだったのですが、BSがあまり普及してない時代だったのに話題になったドラマでした。
そのドラマのキャストの名前に、R・ベイマーの名前があって、ちょっと悪役的な役柄だった、、30年も経つとイケメンだった俳優もこんなに変わり果てるのか??と、、夢破れる想いというか驚きでした。
しかもこのドラマは出演者が余りに多いのと進展しない内容にもシビレを切らしてしまい、残念ながら最後まで観られませんでした。

「ツインピークス」で捜査官を演じていた美形のK・マクラクランは最近どうしている? 
皆同様に年はとるのに、ファンの勝手な想い入れに、美形の俳優さんは大変です。


2023年 07月 30日

難関

花結びのbagを編んでいます。
bagの大きさと集中力にもよりますが、1周編み上げるのに3時間位かかるので、歳を取るごとに手の筋肉が痛くなったり腱鞘炎になったりしますので、他の仕事を合間に挟んだり、休み休みでなければできなくなっています。

だけど、出来上がった時には達成感を強く感じる作品です。

 


2023年 07月 21日

最後の関門

 三角針とナイロン製のテグス

個展でいただいた注文品の製作が終わりました。

bagの完成前の最後の作業はこの写真の様にテグスで本体と中裏を止付ける作業です。
持ち手が皮革の場合と木製持ち手の場合は繋ぎの皮革を縫い付けないといけないので、皮専用の三角針を使う時に力が必要になり、肩に力が入ります。
そして長時間の座り仕事で、肩凝りと腰が悪いのは職業病です。


2023年 07月 09日

校倉造りの・・・

何故だか大好き 正倉院 ↑

以前は建物公開(フェンスの手前から外観のみを観られる)は、秋の「正倉院展」の時だけだったのが、いつからか?時間規制はあるものの、開門中なら観られるようになっていたらしい。
驚いた!

日曜美術館の「正倉院展」の特集で宝物を観る度に実際に観てみたいと憧れて、、10数年前くらいにやっと望みが叶ったけど・・・
その時は既にフリーだったのかも❓


2023年 06月 25日

反省と共に・・

  ←注文品や修理品


写真に自分の指が映り込んでいるのさえ気付かないくらい忙しい、ひたすら注文品や修理品の製作中ではありますが、個展から1か月が経ってしまいました。

毎年の個展中には次回の個展に創る作品を考えながらギャラリーに居るのですが、今年は色々あって殆ど考えられないままで、今は忙しさに追われている毎日を送っています。
今回で24回目の個展ですが身体よりも精神的に疲れが溜まり、長引く疲れになってしまいます。


2023年 05月 29日

個展終了

昨日で個展の4日間が無事終わりました。
お客様、お手伝いしてくださった方々に感謝いたします。

疲れていますが、お客様にお送りするものを送り、直接お渡しするものの包装を済ませました。
少しゆっくりしたいのですが、注文品に取り掛かります。

今回初めてのギャラリーでしたが、備品が完備していて使いやすいギャラリーでした。
ただ、DMにはもう少し分かり易い場所説明をすべきでした、来年は注意したいと思います。
 


2023年 05月 24日

明日から個展開催

明日から28日まで個展を開催いたします。

今回初めてのギャラリーで不安もありましたが、搬入が終了しました。

晴れに恵まれ、多くの方々にご来廊いただけることを願っております。

 


2023年 05月 21日

祈念する

G7の最終日に拙い出来ではありますが、「オリズル」をUPをせざるを得ない結果となりました。
被爆二世ですので、もう少し前進するかと思っていたのは、期待のし過ぎ??


2023年 05月 07日

私のGW



今年の個展のDMは看板を作ってもらっている会社にお願いした。
今年で24回目の個展なので自分でデザインするのもマンネリに陥ってしまうし、今年は体調も悪くて他人様を頼ろうと考えた。

宛て名書きは手書きすることに決めている、それも誰かに頼りたかったけど、3日間カンズメで書き上げた。
毎年のGWは宛名書きに追われるのが恒例になっている。

今年も開催できて1年間の「ものつくり」を皆様に観ていただけるのは、幸せです。
 


2023年 05月 02日

ロマンある木

とあるお店の庭に珍しい木があって、名前を聞いたらモクレンの仲間の「オガタマノキ」と教わり、花からは良い香りがする。

早速にネットで検索したら「招霊木」「小賀玉木」と書き、神話では天照大神が天岩戸に隠れられたときに、アメノウズメノミコ(漢字が探せない)が、この花を手にして天岩戸の前で踊られたと・・・・・
調べてみて楽しかったけど、長く生きてるのに知らないことばかりです。


2023年 04月 23日

奈良から・・

昔からお付き合いのあるm’sさんが広島に販売に来られ、デパートの個展以来なので15年ぶりの再会です。
以前はm’sさんからはバッグに使うタイシルクなどを仕入れていました。
あっという間の15年で、お互いに仕事を続けられているのを喜び合いました。
彼女は日本全国での販売イベントやアジアへの仕入れの旅へ・・・という忙しさですから、またいつ会えることやら。。

今回はインドの素敵なラリーキルトを求め、ベッドカバーに使うつもりです、刺し子状態ですから厚手で敷物にも使えます。


2023年 04月 19日

現美 ゲンビ

改装を終えた広島現代美術館(ゲンビ)が数年ぶりにオープンしました。
「before after」と名付けた展示になっています。

行き帰りは以前ウオーキングコースだった道を歩いたのですが、その途中に岸田総理の私邸があります。
玄関前に警察官詰め所ができていて、家の周りは崖になっているので見下ろせる位置に数名の警察官が立っていて、パトカーも配置されていた。
別に悪いことをするわけでもないのに「こんにちは」と声を掛けられ、ちょっと緊張した。
G7を控えているし和歌山での事件もあって広島市内は特に規制が強まって、期間中はもっと強まるのではと思うと、ちょっと不安。
G7の期間中は私のレッスンもお休みになりました。


2023年 04月 10日

悼む

坂本龍一さんの様態が悪そうなので、最後になるかも?と思って買いに走ったCDが、やはり最後のCDなってしまいました。


「12」というアルバムで、雨や風や雑踏の音源をシンセサイザーに取り込んだ曲やピアノと合わせた曲の創作日がタイトルになっていて、タイトルどうり12曲のアルバムです。
聴き入って、心が落ち着きます。

彼が音楽を担当した映画を何本も観ていますが、特に好きなのはベルナルド・ベルトルーチ監督の「シェリタリング スカイ」のテーマで、ストリングスが美しくて、ちょっと哀しさを秘めた曲です。
逝去後にWOWOWやBSで彼のコンサートやドキュメンタリーが何本か放映されたので、彼の早い死を悼みながら録画した番組を聴いている毎日です。

 

 


2023年 04月 04日

今年も・・

ベランダで「イワヤツデ」の花が咲きました。


2023年 03月 26日

不思議な感覚

NHKで「明鏡止水」という番組があったのをご存じでしょうか?
かなり前にBSで放送していた番組を1月から地上波で再放送された30分の番組で、武術家がトークと秘伝の技を披露する番組で、MCが俳優の岡田准一で、彼が色々な武術を修めていることは知っていたが、模範演技の相手をしながらの説明は分かり易かった。
どうやら出演者は超一流の方々に違いないのだろうが、、、私には縁がなくて残念ながら知らない人ばかりだし岡田准一のファンでもないのだが、観た後に背筋がピンと伸びて不思議にも「心がすっとする」感じで、明鏡止水の境地が理解できてはいないけど、なんだか気分が良くなるので殆どの回を観た。

最近は、視聴者に媚びている感のあるNHKなのに、ちょっと見直した!

 


2023年 03月 24日

異次元

先週末、音響が良いと評判の呉信金ホールで「NHK交響楽団 呉公演2023」があった。

曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調とチャイコスフキーの交響曲第5番、有名な曲ばかりで、ピアノは小山実稚恵さん。

音のまとまりやふくらみが素晴らしくて、さすがの演奏でした、TVでは聴いていたけど、N響を直に聴いたのは初めてでした。

漏れ聞けば、各地でのツアーの途中で毎日練習している状態なので、開演前リハーサルなしでぶっつけ本番だったらしい、WBCの栗山監督の様にTOPプロの力を信じて任せるやり方というか、、、驚いた!

3年に及ぶコロナ規制解除後だし、N響のコンサートなので、
1500席のチケットは完売でした。
 

PS: N響でこれだけ感動したので、ウィーン・フィルやベルリン・フィルを聴いたらどれだけ感動するのだろうか・・・・?
数年前にウィーン・フィルの広島公演があったのに、レッスンの振り替えができずに諦めたのが残念で、次回があれば行きたいと思っている。


 


2023年 03月 19日

多様性と忖度

毎年アカデミー賞授賞式はwowowで下手な同時通訳を聞きながらLIVEで見ているのだが、今年は「エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス」が7部門を独占した、作品賞も・・・・
数年前からアカデミー協会は人種的マイノリティーや女性に配慮して白人男性が多数だった会員の数を改革していると聞いていたが、忖度のし過ぎではと思うことが多くて、特に今年の「エブエブ」の受賞には失望した・・・・なんであんな「おバカな映画が」と、沸々としていて劇場公開されても観に行く気にもなれない。

数年前に作曲賞をハービー・ハンコックが受賞した、彼は作曲してないのに・・・のちにアカデミー協会は謝罪しているが、人の人生を左右する程の賞なのに、ずさんな体制であることは証明済み。

良い作品が観たいだけなのに・・・・

 


2023年 02月 26日

春の息吹

        

「伝統工芸展」の帰りに見物した縮景園の梅、見事に咲き誇っていました。
未だ寒いけど、季節は確実に進んでいますね。

縮景園にはシニア割引で無料で入場できます、嬉しいような悲しいような・・・・


2023年 02月 23日

葛藤と栄光

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が製作した作曲家 エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー映画「モリコーネ」、映画オタクには心躍る楽しい作品になっていました、映画好きな人と語りたい。。。。

彼が作曲した沢山の映画音楽と共に映画関係者のインタビューが紹介され、映画の黄金時代を一気に観ることができて2時間半がアッという間に過ぎました。世間に大きく認識されたのは「荒野の用心棒」かと思いますが、クリント・イーストウッドの主演でした、若き日の苦みばしったクリントがカッコよかった。

「シシリアン」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「天国の日々」「ミッション」「アンタチャブル」「ヘイトフル・エイト」「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」など数え上げられないけど、観ていない映画もあり今からでも観たいと思いますが、彼はピアノや楽器で試すことなく5線譜に手紙を書くように♬を書いていく、頭の中に♬が舞っているのでしょう、それで500曲を生み出したなんて・・・

「荒野の用心棒」のセルジオ・レオーネ監督とはテーマ曲の依頼を受けた時に、小学校の同級生だったことが分かったエピソードにも驚きましたが、穏やかな彼も映画音楽はクラシックの世界からは低く扱われていた、その葛藤の中で新しい表現を求めていた彼の姿が描かれていて、晩年はクラシックのシンフォニーを作曲しコンサートを開催したり、ジャンルを超えた若いミユージシャン達に多くの影響を与えました。
彼の音楽を聴けた時代に生まれたのは幸せでした。

もう一度観に行こうかと思っているオススメ映画です。
 

 


2023年 02月 12日

穏やかな海

肩こりの毎日から解放されて、映画「ドライブマイカー」で主人公が瀬戸内の島に行く途中に渡る美しい橋を渡って島に、そして野呂山に・・・

 

野呂山から見る瀬戸内海も美しい。

いつも柑橘類を息子に送る友人の車に便乗して行くとびしま海道は、丁度良い距離のドライブになっています。


2023年 02月 11日

北欧の逸品

寒い日が続きますが、昨年デパートの「ムーミンの国フィンランドの物産展」で羊毛の厚手ソックスを見つけ、暖かいに違いないと思い早速に買いました。
まるで室内履きのブーツの様に見えますが、ソックスの中に何か入れて写真を撮っているのではなくて、厚手なので自立します、内側は毛足の長い羊毛が沢山の量編みこまれています。
普通のソックスが何足か買える値段ではありましたが、とても暖かくて夜は手放せない。
ムーミンには興味もないのですが、たまたま冷やかしで寄った売り場で見つけた優れものでした。

まだまだ春は遠いので、このソックスが活躍してくれそうです。

 


2023年 02月 05日

コリン

今年最初に劇場で観た映画は「イニシェリン島の精霊」

コリン・ファレルの映画で主なものは「アレキサンダー」「S.W.A.T」マイアミ・バイス」「フォーン・ブース」など。
彼が出演する映画は興行成績が伸びない映画が多いと陰口を叩かれているのに、今回は評価の高い監督作品なのでゴールデングローブ賞に数多くの部門でノミネートされていて、コリン・ファレルは主演男優賞・・・・・

鑑賞後、、観客受けは相当悪いと思われ評価を二分する映画だと思いました、アカデミー賞ではどうだろうか?

ストーリーはアイルランドの小さな島で、突然親友に絶交される男の心情の変化を描いた作品です。
コリンの八の字眉が可哀そうなくらいの絶望感を伝えていて、コリンに似ている友人がいるので、ちょっと親近感も感じつつ。

心理ドラマを観たい方にはオススメですが。。。。?


2023年 01月 23日

巡る季節と工程

個展用のbagがたまったので、一気に持ち手と裏地を決めて、欲しい持ち手の発注やファスナーの手配を済ませました。
持ち手と裏地でbagの雰囲気が決まってしまうので、細心の注意を払う楽しくて疲れる作業です。
数ある工程の中では編んでいる時が一番幸せですが、この先は裏をミシンで縫ってテグスで止め付ける肩が凝る工程が待っています、この一連の工程を済ませないと完成には至らない・・・・
毎年同じ時期にこの工程を行っていますが、今年はこの冬一番の寒気が到来していて、明日や明後日は雪の予報なので外出を控えて仕事が捗りそうですが。。。


2023年 01月 10日

骨折り損のくたびれ儲け?



正月を返上して作った生徒さん用の見本作品が気に入らないので、作り直しました。
型紙と大きさは把握したので、難しさのランクは下がりましたが・・・・

一体どなたが編めるのか???

 


2023年 01月 08日

ディティールに神宿る

籐の丸芯 1.5mm幅(そうめん位の細さ)で鶴を編んでみました。

 


2023年 01月 03日

誰が作るの?

正月返上の生徒さん用の見本​作品が出来上がった。
こんな感じ・・・・余り見栄えしないけど、

大変!
楽なテクニックに変えたかったけど、限界あり。
籐を編んだことない人には解らないだろうけど、かなりの腕がないと、できない作品でしかない。。。。

 


2023年 01月 02日

あけまして



おめでとうございます

本年も元気で仕事ができることを祈るばかりの元旦でしたが、新年のご挨拶を忘れるくらい、、
年末からの懸案の生徒さん用の見本、文字どうり試行錯誤を繰り返しています。
これを済ませないと何も手につかない、食べ物にうるさい私がいいかげんな食事で、ろくに眠らなくなる。
生徒さん用の見本は、まず私なりの作品を創ってから生徒さんが作り易いように楽なテクニックに変更するのですが、それが上手くいかない、ちょっと休憩して今やっとPC前に座っているところです。

今年も寝食を忘れて、ものを創るのかな?・・・

後から考えると、この手間のかかる試行錯誤の間が「楽しかった」と思える瞬間です。
今日はこの試行錯誤が完了して、溜まった食材を料理したい!


2022年 12月 30日

大事なスタッフ

2022年もあと1日となりましたが、今年もお世話になった道具たちの中から必須のものたちをUPしました。

真ん中の竹のものさしは幅1cしかなくて、和服の裁断に使用するものかと思いますが、洋服の仕事をしている時から50年近く使っています。
このものさしは細いので時々行方不明になる・・・これがないと落ち着かなくて、仕事が捗りません。
その隣の平打ちも同様に必須中の必須な道具です。
 

今年も沢山の仕事をしましたが、また来年もこの道具たちに助けられながら、what’s new な作品を創っていきます。

 

 


2022年 12月 26日

基本

映画オタクの私なのに今年は4本しか劇場で映画を観ていません。
私が忙しかったのではなくて、コロナの影響で映画がつくられていないのも一因だけど観たいと思う映画も少なかった1年でした。

今年最後に観たのは「ミセス・ハリス パリに行く」、おとぎ話のようなストーリーなのですが、以前は洋服関係の仕事をしていましたから、オートクチュール(この映画ではクリスチャン・ディオール)の中が描かれるだろうし、まず美しい画面を期待して観たのですが、時代設定は戦後直ぐくらいでも古さを感じさせないようなデザインになっていて、ディオールがコマーシャルも兼ねてとても協力していました。

私が洋服の会社のオリジナル企画室に居た頃、呉市出身の関本さんという方がジバンシーのアトリエで仕事をされていて、里帰りされた際に講習会を開かれていていました、先生は今どうされているのかと時々思い出します。
高い講習会だったのを会社から経費が出て、当時25歳前後だった私は大喜びで2日間通わせてもらい、いい勉強のチャンスをいただきました。
一番若い受講者でしたが、オートクチュールの仕事ぶりやテクニックを知ることができて、とても勉強になりました。
当時はオリジナル企画室でデザインやパターン作りをして工場に発注し、出来上がりの検品までを受け持っていて、今から思えば夢多き時代の1コマというか、洋服の学校やこのころの経験が今の仕事の基本を作ってくれたと思っていて、今でも春夏のコレクションの本はワクワクしながらページをめくっています。

ファッションの世界は心を華やかにしてくれますね・・・


2022年 12月 11日

冬の灯り

 

↑稲荷橋から京橋川辺りはライトアップされています。
試験的に変えているのか、ブルーや紫系の色変わりで行われています。

 

ラジオから山下達郎のクリスマスソングが流れる季節になり、なんとなく街が慌ただしくなっています。
12月に入ってから早く日にちが過ぎていくように感じますね。。。

 


2022年 12月 04日

10連休に唸る



縁かがりのミシンが動かなくなって、3本糸から4本糸のミシンに買い替えた。
面倒な糸掛けが風圧で通せるからと喜んで買ったものの巧くいかず、説明書を読みながら唸ってばかりでストレスを溜めた。
ちょっとしたコツと勘違いしていた部分を教わってスムースにいくようになったもの、どんな楽なシステムでもこれでは使いこなせません。

生徒さんがテクニックを覚えないってストレスを溜めているけど、私も人のことを偉そうには言えないか・・・


 

 

 


2022年 11月 28日

光る海とダークな迫力

   

とびしま海道にみかん買いを兼ねてドライブしました。

ちょっと足を延ばして、東広島美術館の難波平人先生の絵画を観に行ったら、先生が来られていた、
難波先生は高校時代の美術の先生でした。
私は美術を選択科目にしていなかったので直接教えを乞うていないけど、あの頃新任で来られた先生も今は80歳を超えられて時の流れを感じますが、未だ未だ背筋もピンと伸びていて若々しくて嬉しく感じました。
先生は中国新聞文化センターでも講師をされていて、云わば講師同士ではありますが、お会いする機会もないので陰ながらひとり励まされた感というか・・・・

先生の絵画にはダークな色調で世界中の遺跡や建物を描いたものが多いのですが、建物が動物の様に息づいていて動けなくなるくらいの迫力でした、特にエチオピアの岩盤を削って築いた十文字の教会は圧巻でした。

★圧巻の「難波平人展」は、東広島美術館で、12.4までの展示です。

 


2022年 11月 26日

息抜き

いつもは中国新聞文化センターでは教える立場だが、生徒になって白樺のがま口bagを習ってみた。

先生から白樺の樹皮は日本ではなかなか手に入らないのでロシアから手に入れたと聞いた、勿論私も初めて編んだのだが、柔らかく別珍のような手触りでした。
楽しい3時間で、教えるより教わる方が断然楽しい!


2022年 11月 20日

20日えびす

     ←お賽銭用の大きな樽を覗いたら万円札が・・

胡子大祭が3年ぶりに開催され、太鼓の音も響く歩行者天国は久々に祭の雰囲気で多くの人出で賑わっていました。

昔は冬の衣料品を整える時期と言われ、商店の売り出しも行われていましたが、温暖化のせいか暖かい。


だけど、未だ未だ人込みは怖い!


2022年 11月 18日

久々のPC前

          

↑ パセーラ広場のクリスマスツリー   ↑ 我が家のサンタさん

 

10月は体調が悪くて大学病院などで検査に明け暮れたものの、検査の結果は特に悪いところはないと言われ、痛みの原因は??のままで生活している状況です。
それでも新作に没頭していたら11月も後半となってしまい、久々にPC前に座っています。

 

街ではあちこちでクリスマスのディスプレイが・・・・
もう、年賀状のことを考えないといけない時期になってしまいました、1年が早いですね。

 


2022年 10月 02日

細部に神宿る

10月になったけど、未だ日中はクーラーと縁が切れない。

先日30年も通っている食べ物屋に行ったらカウンターもテーブル席も満席で驚いた、ちょっと前まで閑古鳥が鳴いていたのに、コロナの患者数も下がってきていて皆解き放たれた想いで外に出始めて規制が緩くなっている、ただ長い間に出かけない癖がついてるのも事実で飲み屋さんは未だ未だ暇な様子で、外食をしても早めに帰る傾向になっている。

 

長年レッスンをしていて思うのだが、出来上がった作品はその人の性格を物語っている。

もう少しここを拘れば、グンと出来上がりがUPするのに・・・・とか、
もう少し落ち着いて編めば・・・とか。
いつも、なるほどな・・・・と思って各自の作品をみている。

果たして自分の作品は、どうなんだろうか?


 

 

 

 

 


2022年 09月 19日

老骨の楽しみ

台風14号のための計画運休と大型商業施設休業をうけて、街中もゴーストタウン化している。
心配したのに雨風も大したこともなくて、お正月よりも静かな時間が続く交差点近くの我がアトリエです。

来年の個展に向けての新しいデザインの試作品に取り掛かっています。
最近は指に頻繁に腱鞘炎が起きて、こわばったり、根を詰めて長時間の仕事をすると手や指が吊って暫く仕事ができなくなっています。
長年の無理が祟っている。

7月の青森旅行で地元の職人さんの手創り品を置いている憧れのセレクトショップ「ゆずりは」に行った時に、「職人さんは無理してるから長生きする人が少なくて、かなりメンバーが変わりました」と言われていたのを思い出す。

勤務時間が決まっている訳でもないから、座れば仕事している私はワーカーホリックみたいに過ごしていて、それが自分には楽しいのでやめられない。
だけど、長生きかどうかより、楽しんで仕事ができるのはいつまでかな・・・・?

取りあえず今は、仕事ができることに感謝です。

 

 

 

 

 


2022年 09月 01日

ブレイクタイム

絵本の読み聞かせもしたことなくて、絵本とは縁がありませんが、以前から安野光雅の描く海外の童話の人間の描き方が好きです。

やっと滑り込みで安野光雅の世界に入り込んできました。

ユーモラスな人間の描き方が現実離れしていて、心が温かくなります。


たまにメルヘンチックな世界で楽しむのもありでオススメですが、「安野先生のふしぎな学校」は、あと3日となりました。

 


2022年 08月 21日

No.883

個展でいただいた注文品が全て終わりました。
昔は「夏の陣終了」と言ってました、お盆までに終了しなかったのが自分としては残念でしたが・・・・

最後の作品が、作品番号883でした。
作品のカルテを作るようになってから番号をつけ始めました、その前の作品はカウントしてないので正確な数ではではありませんが、今回の個展が23回目なので、単純計算すると1年に38個位創っている計算になりますが、そんなに創っていたなんて驚きです。
私が創り出した子供たちは元気にしているのだろうか?、、、心配ですが、沢山の方に使っていただいていて、ありがたいことです。

 

 

少し休んで来年の企画とデザインを始めますが、来年も未だコロナの患者数を気にしながらの日程調整をしなければならないのか?と思うと、ちょっとストレスですね。

 

 


2022年 08月 07日

祈り

       
 

米軍の無差別殺人の原爆投下から77年目の昨日、平和公園に。

8.6の早朝に誕生し数時間の生しか与えられなった次女にあたる姉のことは、中国新聞の「ヒロシマの空白」という新聞協会賞を受賞したシリーズで取材を受け、記事になったのを以前このブログで書きました。
爆風でつぶれた家の下敷きで亡くなった長女・次女とその母親や、4歳でその惨劇を体験し44歳の若さでガンで亡くなった兄、母方の祖父や叔母たち、そして私の両親などのあの日の体験を私は想像するしかないのですが、二度とこんな体験をする人がいませんように祈るばかりです。

父は被爆後に兄を連れて私の母と再婚し、姉と私が誕生しました、ですから私は両親共に被爆者の「被爆2世」です。
姉は戦後のベビーブームの昭和22年生まれでしたが白血病で亡くなっています、父は二度もガンを患いました、原爆とガンの関係は未だ証明されていませんが、個人的には影響しているのでは?と思っています。

 





 

 


2022年 08月 04日

目に福



素敵なお家だったので皆さんにもご覧いただきたくて、UPしてみました。

楽器類もさることながら、エミール・ガレの灯りや花瓶、、もっとあったけどこれ位で・・・

ガレをしまい込まないで、日常に使用しているなんて素敵!!


2022年 07月 26日

清流をイメージして・・



 青森県の奥入瀬はずっと行きたかった観光地、、それをやっと実現しました。
十和田湖から流れる水が清流や滝を作っています、あの涼やかだった時間を思い出しながら蒸し暑さに耐えている毎日ですが、またコロナ患者が急増して、初めて生徒さんのお1人が陽性になられました。
かかりつけの眼科もほぼ2週間ほど休診の貼り紙があり、最初は夏休暇かと考えましたが、今はクラスターが発生したのかな?と思っています、急ぎ診てもらいたい状況なので困っています。

BA5がじわじわと身近に迫っています、我々は今までどうりの感染対策をするしかないのですが、いつまで続くのかと考えるだけで蒸し暑さが倍増します。

 

 


2022年 06月 30日

個展終了

 

今年も皆様のおかげで無事に個展が終了しました。
インスタグラムやFBにはUPしたのですが、自分のHPにはUPする暇もなく終了してしまいました。
いつも通リお客様が集中する時間帯や暇なときの落差はありながら、蒸し暑い中、ご来廊下さった方やお手伝いしてくださった方々に感謝いたします。

コロナで在宅時間が長くなっているのが影響しているのか? 意外にインテリア品が売れたのが今年の特徴でしょうか。

個展終了から2日目、お買い上げの商品の包装・配送や持参した展示補助品的なものの整理に追われています。
 


2022年 06月 19日

個展間近

来週末から個展です。
主なものは梱包も終わり、後は展示に必要なものや包装品、事務用品の準備をするだけで、もう創作仕事はできません。

面白いもので直前になると新しい作品を思い付いたりしがちで、それは来年回しで既に何点かあります。

4日間ほとんど立っているので、体力を付けて当日を迎えたいと思っています。

 

★ 今朝の新聞に、フランスの俳優 ジャンルイ・トランティニアンの死亡記事が載っていました、大フアンでした。
  「男と女」「暗殺の森」「Z」など、沢山の映画を楽しませてもらいました、ご冥福をお祈りします。
 

 


2022年 06月 04日

エンターテイメントの魅せ方

4連休中で個展のDMの宛名書きも終わったので、気分転換に。
映画オタクの虫がザワザワしていた36年ぶりの続編「トップガン マーベリック」を観に劇場に、、、

コロナで2年越しでの公開、懐かしさと共に興行成績が上がるに違いないエンターテイメントに仕上がっていて、勿論アカデミー賞なんか狙わない娯楽作品として充分楽しめてイイ息抜きになった。
派手なハリウッドの映画の創り方の巧さが随所に散りばめられています、きっと製作費も高いけど、それをペイできる程に観客動員できるのが、T・クルーズです。

パイロット役の俳優は3か月間の訓練を受けて、重力に耐えジェット機内のカメラの位置修正も自分で行って撮影に臨んだと聞いた。
トム・クルーズは59歳、ハリウッドスターだから整形手術などで修正しているに違いないけど、いい笑顔と筋肉で若さを感じる、さすがにtopの出演料を貰うにふさわしい努力の結果と思います。

前作で主人公と敵対するアイスマンを演じたヴァル・キルマーは咽頭ガンで声が出なくなっていて、AIの合成音声で出演を果たし、ファンとしては久々に彼を見られて単純に嬉しかった、技術の進歩は素晴らしい。


★ 残念なのは観る側のマナーの無さで、メジャーな映画ほどそういう観客が多いものなのですが、今回も近くに居た・・・映画好きとしては許せない。

 


 


2022年 05月 29日

日本画の大下図

→→

平山郁夫美術館に展示されている「群畜穹閭(ぐんちくきゅうりょ)」というシリアの民を描いた画です。

左が大下図(下絵)と呼ばれる設計図というか、これでバランスなどを決める画で、右が完成の本画です。
日本画の描き方を初めて知ったのですが、
この本画用の和紙の上に転写用の紙を敷き、その上に大下図を載せてボールペンでなぞって、本画用の和紙に転写するそうです。

日本画の絵具は乾きが早いのでこういう作業をするとのことで、「へーーーっ!」って感じですが、この美術館のように2枚の絵画を展示してレクチャーしているのも珍しいですね、知らないことばかりです。

 


2022年 05月 25日

もう・・・

個展まで1か月となりましたので、TOPページにもDMをアップしました。

DMの発送などに時間を使うので、時間が切れ切れでもできる小さなものしか創れない状況になりました。
なんでも一人でするのは煩わしさもなくて気ままで自由だけど、時として1馬力は疲れる、そんな時期になりました。


 


2022年 05月 18日

♬ みかんの花が咲いている♪

瀬戸田町の平山郁夫美術館でエッチングだけど俵屋宗達と、それを模写した尾形光琳の「風神雷神図屛風」を見比べたら、先に画いた俵屋宗達の画の方がリアルだったので、そちらをUPしました。
エッチング自体もよい出来でしたが、迫力ある構図と画力は素晴らしいものでした、本物が観てみたい。

風邪薬の「改源」は風神様をCMキャラクターに使っていましたね、古い話ですが・・・・

 

瀬戸内の島々はミカンの花の香りに包まれていて、花が咲いている時期に訪れたのはラッキーでした。
どんな香料も自然のものには勝てない、本当に良い香りでした。


 


2022年 05月 08日

立夏も過ぎて

GW中の試行錯誤の作品は失敗に終わりゴミ箱行きとなってしまって後味の悪い気分なのに、、、窓からいい風が入ってくる季節になりました。
だけど今年もあっという間に暑い季節になり、会話のきっかけが「暑い! 熱い!ですね・・・」になるのでしょうが、、、
ほんの少し間だけでも季節と旬の美味しい食べものを楽しみたいと思っています。

 

美味しいものと言えば、最近は疲れているときは無理して料理しない、それで益々疲れるのは仕事にも影響するので割り切っています。
この歳になれば、1人で食べに行ける行きつけの店もあるし、食べて帰れる時はそうしています。
それにデパートにしてもコンビニにしても、昔とは違う品揃えができていますから。
チョイス次第で心地よく生きていける世の中です。
 


2022年 05月 04日

悩ましい決断



GWの真っただ中、世の中はザワザワしています。

昨年は1000枚の個展DMを半分くらい配った段階でコロナの緊急事態宣言発出で、延期の決定をした後がとても大変でした。
今年は画廊の予約もせずに悩み続けてきましたが、もう5月だし自分自身の仕事も捗らないのでやっと個展の日にちを決めました。
何でも一人で決めるのは、時としてシンドイことです。

連休明けには正月明けと同じようにコロナ患者の増加になるのでしょうが、患者が少ないことを願いながら仕事をしています。

老齢者は4回目のワクチンも受けねばなりませんね。

 

 


2022年 04月 24日

歳との付き合い方





​少し前、病院通いばかりしていた頃にアスファルトの道の隅で「日本すみれ」を見つけました。
こんな街中で元気に咲いているこの花に元気を貰いました。

 

先週は今年初めてクラシックのコンサートに行きましたが、私の真後ろの席にステッキを持った男性がゼイゼイ言いながら座られたので、演奏中を心配したのですが、やはり危惧した通り咳や鼻をかむ音で演奏は台無しに・・・・・
イライラが募る結果に。。

歳をとったら冷静に自分の体調を顧みて、病気と上手く付き合っていかなければならないのですが、
公共の場では他人様に迷惑をかけてはいけない。


まだ元気のあるうちに色々なことをしておかねばならない、行きたい所に行く、食べたいものを食べる・・・・とか、
身辺整理(断捨離)も・・・
忙しいことです。
 

 

 


2022年 04月 06日

カメラの力

スマホの機種変で受信はするが送信ができなくなり、それを自分で解決できずに・・・・
やっと、久々の写真をスマホから送っての投稿です。
初めてiPhone13のカメラの力を理解しました。
 

実は、体調も悪く病院通いに忙しい毎日でした。
歳ですね。。。。。。

 


2022年 03月 27日

ひまわりの力

ロシアのウクライナ侵攻で毎日廃墟と化したウクライナの街並みや戦争の悲惨さを伝えるニュースに心傷める毎日ですが、広島市内の八丁座では、戦争の悲惨さを描いたイタリア映画「ひまわり」のリバイバル上映が始まりました。
この動きは全国でも広がっていると聞きました。

私は20代で劇場で観て、TVでも何度も観た映画ですが、観る度に涙・涙の感動作品です。
特にウクライナのひまわり畑で撮影した場面が印象的で、「ひまわり」はウクライナの国花だと今回知りました。

監督はヴィットリオ・デシーカ、キャストは夫役のマルチェロ・マストロヤンニ、妻役はソフィア・ローレンで、多くの方がご覧になっていると思うので今更内容を語る必要もないと思いますが、、ひまわり畑と同時に思い出すのはヘンリー・マンシーニの叙情的なテーマソングで、この曲は美しいひまわり畑と対照的な戦争の悲惨さを印象付けます。
ロケ地のひまわり畑はヘルソン州で、今回何度もニュースで聞いたことのある地名です。

 

この映画は、アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した作品でした。

そこで思うのは、広島がロケ地になった​「ドライブ・マイ・カー」の受賞は難しいかなと。。。。
授賞式は明日です、今年も朝からwowowのライヴ放送で観ようと思っています。

 

 




2022年 02月 27日

気分転換と断捨離

最近はテレワークで自宅で仕事をしている方も多いので、長時間の仕事を快適にするために機能と値段が高い椅子が売れているらしい。
気分転換や環境を整えないと、自宅での仕事はなかなか捗らないのかもしれない。


自宅での創作仕事を長々している私の気分転換は定期的な模様替えで、今まで1人でできる範囲では何度も行ってきたが、今回はレッスンも行っている仕事部屋と個展に向けての在庫を保管したり学生時代からの本棚がある部屋の家具をそっくり入れ替えることにしたので、近しい人にお手伝いを頼んで移動した。
断捨離も含め、取り急ぎ模様替えの2日後からはレッスンができるように整えたが、未だ落ち着いてはいない。

以前、レッスン部屋の窓のブラインドをカーテンに変えた時に気付かなかった曜日の生徒さんが気付くかな?と思ったが、見本を置いているラックが無くなっているいるので、さすがに気付いてくれた。

気分転換も狙っているが、少しずつ元気なうちに断捨離を行って、仕事部屋を個人的な領域にできるように考えている。
 

ああ、それにしても仕事関係の荷物の多さに、気を失いそう・・・・・

 

 


2022年 02月 13日

目線の先



先日広島電鉄の市内電車に乗車した際に、気になって仕方ない部分が、、

自動ドア端の金属部分と引き手の空きの開きが左右で違う・・・・何故こうなったのか?
引き手部分は型押しで製造している筈で、その引き手自体の左右が違うのか?

電車の中でいろいろ考えたが ??

こういう細かいところに目線がいき、気になって仕方ないのは、
もの創りの人間の性だろうか・・・・

それ以来、電車に乗車する度に目線がそこにいってしまう。

 


 

 


2022年 01月 30日

交互接種

昨日の午後、コロナウイルスの3回目接種を受けた。
以前の2回はファイザーで、3回目はモデルナなので副反応を心配していたが、今のところ大丈夫。
というのも昨夜は熱はないものの腕が痛くなり始めたので、カロナールを服用して休んだのが効いているのかもしれない。

 

コロナ禍に陥って、不用不急のお出かけや集まりが自分には大切だったのに気付いたけれど・・・・・

早く元の生活に戻れますよう祈るばかりです。

 


2022年 01月 23日

大寒に思う

10数年前に左手の環指(薬指)の第一関節の腱を小刀で切って腱を繋ぐ手術をした。
外見は上手に縫ってあり傷などないが、ほんの少し関節が曲がっている、、、要は元どうりには戻っていない、当初は気になって仕方なかったけど、普通に動くので諦めて過ごしている。

腱は繋いだが以前の様な強さはない、怪我が薬指で良かった、主な指なら仕事はできなかったかもしれない。


中年を過ぎた女性に多い手や指のアクシデントは手根管症候群や関節リウマチやヘバーデン結節などで、これらの病気で今まで数人の生徒さんが教室をやめられた。
安静に過ごせば治りも早いのでしょうが、なかなかそうもいかないのが現実。
私も仕事柄指を酷使しているしているので、たまに手首や親指に腱鞘炎が起きるけど、仕事を休むわけにはいかないのでシップを貼るくらいしかできないが、何とかこの歳まで大事にならずありがたい。

冷えるのは良くないので、特に心を配らないといけないシーズンの真っ只中です。

 

 

 

 


2022年 01月 02日

ゆるゆるの年末年始

あけましておめでとうございます

 今年はひさご型の正月飾りを創りました


昨年末はNHKのFMでクラシック三昧、
元旦は静かに過ごして・・と言っても、読みかけの本を読み、溜まっている映画を2本観て、
今日は近所の稲生神社に初詣して、本年も元気で過ごせるように祈ってきましたが、
あっという間に正月休みは終わりますね。

早く元のリズムに戻って、今年も心静かに仕事をいたしましょう。
 

本年もヨロシクお願いします。


2021年 12月 24日

編み人Xにはなれない!

年末になって色々忙しいのは皆同じ、長くブログをupしていないのを気付いてなくて・・


来年に向かっての新しい柄を追求してきた数か月の試行錯誤を何度かブログを書いたのですが、、あれから数か月経って一番最初に考えた模様を色違いで編もうとして、またまた失敗!
行ったり来たり、編んだり編み変えたり、ほどいた籐の皮はラーメン状態なので捨てることになるのだが、その損失よりも自分の不甲斐なさが悲しい!

どこかのドラマの様に「私、失敗しないので・・・」と言えない私ですが、命に関係ない仕事で良かった・・・・
どんどん失敗しながら究極に辿り着きたいと思っています。


取りあえず、そんなこんなで久々のUPです、

 

 


2021年 11月 28日

みかんの島の賜りもの

 ←ミカン畑と瀬戸内海

今年も早起きをして、とびしま海道に美味しいミカンをGETしに。
みかんの島も海も穏やか・・・

大豆の味がぎゅっと詰まった木綿豆腐も楽しみ!

 


2021年 11月 23日

長ーいお付き合い

私の子供時代、父はでっぷりとした体格だったのでスーツは既製服でなく誂えていました。
Kさんという仕立て屋さんが我が家に来てくれていて、注文時の生地決めとデザイン、採寸、仮縫い、納品までをしてくださっていました。
Kさんが仮縫いの時の手首にピンクションをしてピンで止めていく一連の所作がカッコよくて、いつか私も真似したいと思っていて、仮縫いの日は絶対に家にいて見学していたものです。
洋服の学校時代に父のスーツの生地を私に選ばせてくれたことは、今でも懐かしい想い出になっています。

その洋服の学校時代に教科書代わりになっていたのが、この「モードェモード」の春夏秋冬号でした、今はコレクション号しか発行されていませんが、立体裁断の伊東式の学校でした。
現在胸のサイズはカップ数で表しているのを既に度数で表していたのが伊東式で、ボディーの上に生地をピンで止めながら裁断してスタイリングする、憧れの仮縫い以上のことを学んだことになります。

オーダーからブティックの企画室を経験した後に、初めは趣味だった籐が仕事になり40数年経ちますが、洋服の基礎があったから現在があると思っています。

現在も「モードェモード・コレクション号」に影響を受けることも多くて、長いお付き合いになっています。

 


2021年 11月 21日

変わりゆく観光地

宮島の大鳥居は現在修理工事中で周りを足場に囲われていますが、ライトアップがされています。

紅葉はこ今週が見頃なので、広島じゃ割りでハイクラスの旅館に1泊してリフレッシュしてきました。
料理も最高で心配りの素晴らしい旅館でした。
大鳥居以外のライトアップは午後8時に終わるのに驚きました、夜の食事後にもう一度ライトアップの紅葉谷に行きたかったのですが間に合いませんでした、ちょっと早過ぎませんか?

昼間は修学旅行生ともみじ狩りの観光客とで賑わっていましたが、島外資本の若い人向けの店が増えたのと対照的にシャターを下ろしている土産物店も目立ちました、コロナ禍の後はもっと変わっていくのでしょう。

 

 

 


2021年 11月 03日

垣間見る



東広島市立美術館の「今井政之展」に、今日は開館1周年で文化の日だからか?無料開館でした。
西条の中心部のこの美術館前の公園には子供の楽しそうな声が溢れていて、広島の中心部とは全く違う様子でした、若い世帯が増えて住みやすい町なのかも知れません。

象嵌の方法が写真で紹介されていて、やっと象嵌の初歩段階に辿り着けました。
身近な自然をオリジナル技法の色象嵌で表現した独自の美意識と作家の長年の努力と挑戦する心を感じた展示でした。

当たり前かもしれませんが、さすがデッサン力も素晴らしい!

11.28まで開催中。
 


2021年 11月 01日

ズレを捻る



前々回UPした時に試行錯誤していた柄のbagがやっと編み進められるようになり、ちょっとだけ肩の力が抜けた。
単純な柄なので縦芯を奇数にして、柄のズレを強調することにし、
色を変えたり何通りも試すことになってしまったけど、やっと納得の柄になりました。





 


2021年 10月 24日

細々長々

10月の月末も近くなってカレンダーもあと2枚なので、さぼっていた来年の確定申告用の帳簿つけに追われている週末です。

あと何年仕事ができるのか分かりませんが、最近はレッスンをしている仕事場を整理して自作のロッキングチェアが置けるリビングにして、ベランダ側の部屋をクローゼットにしたいと妄想を広げています。
以前は死ぬまで現役と思っていましたが、それでは人様に迷惑をかけるので、自分の身の回りを自分で整理しておきたいと思うようになりました。

というのも私物だけでなく、仕事関係の荷物と原材料が3部屋のうちの2部屋を占め、人目には何の価値も無いものが累々と詰め込まれているのですから・・・・
 

どちらにしても血圧も高くないし、細々と命を繋いで長々生きそう。
 

 

 


2021年 10月 17日

秋はどこに・・・

暑かったのに急に涼しくなり、何を着ればいいのか?
最近は夏と冬しかなくて合い物の出番はないし、いつもよりも遅い時期に夏物をクリニング屋に出したり洗濯に励まねばなりません。

 

今日はOFF日にしようと思っていたのに、、
昨夜やり直しを決めて廃棄した2色使いのbag、柄がキレイに見えないので色を反対にすることにしてのお試しをしているところですが、図案を作るほどでもなく横並びの柄を縦にして1周ずつ籐の皮を削って重ねるので手間が倍かかるのですが、柄の出方が気に入らなくて・・・
未だ未だ解ってないことが多くて不甲斐ないことです。


2021年 10月 03日

自己満足?



↑何度も編んできた網代柄のbagの柄を逆バージョンにして一柄変化させて編みたいと試行錯誤した。

上の柄だと二か所から柄を作り始めれば表裏の2面に柄ができるのだが、そのままのだと逆バージョンでは片面にしか柄ができない。
結果、4か所から柄を作り始めないといけないと気付いたものの、縦の芯の数との兼ね合いもあり、どこから始めるかは美しさにも繋がるので何度も図案の上でも編み始めても数度の直しをして、ヘトヘトになりながら辿り着いた。



多くの人は色しか見ていない、柄の違いを気にする人がいるのか、伝わるのか? 
全てはつくりての自己満足なのかもしれない。
 

 


2021年 09月 26日

M的生活

いつもの試行錯誤、図案に起こしたbagの柄を2週間余り書き直したり編み直したりで、図案のペーパーははズタズタに破れてテープだらけで、解き直した籐の皮はラーメン状の癖がついているので捨てる。
それでゴミ箱はいっぱいで、頭の中はこの柄のことでいっぱい。
よく知っている柄でも模様が逆になっただけで大きく変わるのです、解かってないことが多い。

朝イチから朝食も獲らないまま、昨夜寝ながら考えた方法を試した、、、
何とかなりそうな気がするので少し救われた気分で、緊張の糸が緩み久々に更新している。

こんな生活をしているから肥れるわけがないが、個展前後に3kg痩せてしまったので最近はBMIを上げる、要は体重を増やす努力をしている。
内臓脂肪は少ないので体内年齢は15歳も若いと我が家のタニタの体重計は示しているが、、筋肉・筋肉が欲しい。
一気に沢山食べられないので、回数を増やしてとにかく口に入れる努力をしながら、おばさん達のジムで筋肉を増やす・・・・
筋肉はすぐ減るが増やすのは大変!
これも仕事の一環だと思っている。

 


2021年 09月 05日

筋肉は裏切らない❓

2年前からおばさんたちのジム「K-」に通っている、骨折して自分の筋力の無さを痛感してのことだけど、今までも2,3のジムに通っていたこともあり、馬鹿にしていた「カ-ブス」だったが、丁寧に指導してくれるので我流に陥り易いマシンの使用も防止できる、同じことを何度も何度も繰り返して教えてくれるインストラクターに感謝で、楽しく通っている。

通っているほとんどの方は痩せたい目的で、私の様に肥ってもOKで筋力目的の人は少ないが、1週間に3回のペースで頑張っている。

最近はプロテインやクエン酸やアミノ酸・・・・、とても詳しくなって、それも大変!

余り長生きしたくないと言いながら矛盾しているが、コロッと逝きたいとは思っている。

 



 


2021年 08月 22日

冷麺の思い出

物心ついたころには母に連れられ広島の中心部にある 「Kおばちゃんの会社」に遊びに行っていたが、小学校の高学年のころには高校生だった兄がその会社でアルバイトをしていたらしくて、兄の自転車に便乗して夏休みなどには宿題を持ってオジャマして何時間も過ごしていた。
親戚でもなく母の知り合いだったような記憶があり、彼女は独身だったが我が家は家族ぐるみでお付き合いして、彼女はでっぷりした体型であっさりしていて要らぬことは言わない人で、一緒に過ごして心地よかったのだと思う。

その時代に女性の社長も珍しかったに違いないし、女傑と呼ばれる人だったのかもしれないが、私が中学・高校のころには疎遠になり彼女も割と早くに亡くなってしまった。
兄も44歳の若さでガンで亡くなったので、今となっては誰にも聞けないないのが残念で仕方ない。


彼女が夏のお昼には近くの中華のお店から出前を取ってくれた、その「色あい」だけをいつまでも覚えていて、あれは何だったのか?と時々思い出していたが、ある時に「冷麺」だったのかもと思い至った、今なら冷麺の出前なんて珍しくもないけど、あの時代の子供には贅沢なことでした。

器の中にスジになって並んでいる黄・赤・緑だけの色あいだけを鮮烈に覚えていて、あの町の佇まいや会社の中のインテリアまでも蘇ってくる、懐かしい想い出で冷麺を食べる度に思い出す。


 


2021年 08月 06日

風化

今日は、原爆投下から76回目の原爆記念日でした。

私は両親ともに被爆者で、被爆2世として戦後に生まれましたので実体験はありませんが、いろいろな話を両親から伝え聞いておりました。

2019年に中国新聞の「ヒロシマの空白」という原爆の被害実態の解明を目的とした連載記事で取材を受け、昭和20年8月6日の早朝生まれたけれど、この世に数時間しか生存しなかった名前もない姉や他の家族のことをお話しし、それが連載初期のころに記事となり新聞に載りました。

その連載記事が2020年に新聞協会賞を受賞し、連載は今も続いていますが一部が書籍化されました。



こんな地味な内容の特集が協会賞を受賞したことに感動し、取材に来て下さったキャップの水川恭輔さんに感謝です。

風化させてはいけない記事ばかりですので多くの方に読んでいただきたい内容です。


2021年 07月 23日

パブロフの犬か?

予定通リ20日に個展を終了しました。

昔は1週間の開催日だったのが、6日→5日→4日と短くなっているのに疲れるのは同じで、年ごと気力体力が衰えていると認めざるを得ないし、余り社交的でない私には1人で黙々と作品を創っているのが一番自分に合っていると毎回強く思う。

個展終了の翌日からレッスンも始まったし、未だ疲れは取れていないけど個展で頂いた注文品に取り掛かかり、やっと落ち着いた。
 




 


2021年 07月 19日

明日で個展終了

開催できたこと自体嬉しかったのですが、コロナで緊急事態宣言が発出される前に既にDMの半数は配っていたので、半数しか残っていなかったDMでのご案内しかできない中、何とか開催できた今年の個展でしたが明日で最終日を迎えます。

皆様に感謝です。

まだ、ご来朗されてない方を、明日の17時まで会場でお待ちしております。
 

 


2021年 06月 20日

day off

昨日コロナワクチンの1回目の接種を受けました。
腕の周りが腫れて少し痛いくらいで体調に異常はないけど、丁度いい機会なので今日は全く仕事をしないことに決めて休日にしました。

家の中の整理や溜まった映画を観たり、ぐうたらな1日を過ごしているところで、
最近は私も働き方を改革、以前のように長時間仕事をしない、強制的に休みを入れることにしています。

そして、物言わぬ誰かが食事を作ってくれたら、完璧な day off になるのですが・・・・

    

 

 


2021年 06月 11日

個展の延期開催

TOPページに書き込みましたが、6.20に緊急事態宣言が蔓延防止・・になるのか?、患者数も減るのか?ですが、
7.17~個展の開催を決めました。
苦渋の決断です。


やり直しと言えば、前回のブログに書いた額は完成したのですが、どうも気に入らなくて籐の皮を全部外して釘も全部抜いて、
もっと細い籐の皮で作り直しました。
細い皮なので釘の数は200本を超え時間もかかりました、
延期開催の個展で、こだわりの額をご覧になってください。
 

高齢者だけどワクチンの順番は未だ回ってこない・・・・


2021年 06月 06日

小釘を打つ



額を作っています。
四角の枠の角に籐の皮を表に外側から順に重ねて止めていき、裏側も同じように止めていきます、止めるのは長さ1㎝の小釘です。
1つの角で22本の小釘を打ち、それが表裏なので176本の釘を打つことになりますので、釘打ちはとても上手になります。
そして、その間を籐の皮を巻いていきます。



ものを創るとは、こんな細かい仕事の積み重ねです。
 


 


2021年 05月 16日

個展の延期

患者数の増加で個展の開催を危ぶみ眠れない夜を過ごしていて、広島県に緊急事態宣言が出たとニュースで聞いたときは茫然自失でしたが、中止を決めてよかったと思っています。
コロナが落ち着いたときに再開催をすればよいと考えをシフトしてからは、却って楽になれました。

個人宛に出すDMは怖くて発送を控えていたので、個々の方への中止のお知らせを免れたのはラッキーで、数枚単位でDMをお願いした方やお店などに置いていただいた方には連絡も済ませました。

創作期間が延びたのでゆっくり仕事ができるし、ぐっすり眠りたいと思っています。

 

 


2021年 05月 09日

願うばかりの・・・

週末に広島県は最多の181名のコロナ患者数になり、驚いている。
集中対策期間が決定して、個展の4日間も含まれることになり困惑しているがDMの半数以上は配布しているし、蜜が生じるほどの来廊者があるわけでもないので何とか開催したいが、ドキドキの毎日が続きそうになっている。
昨年は1か月延期したけど、今年は予定通リにDMの発注も終えて準備をしていたのだが・・・・

何とか開催したいと願っている。
 

 


2021年 04月 29日

梅が桜でサクランボ



以前のブログに「梅が桜」というタイトルで稲荷橋のたもとに梅が咲いていると思っていたのは早咲きの桜だったと投稿したのですが、実はその木はサクランボの木だったのです。
写真のように沢山の実が付いている、下流の柳橋のたもとにもサクランボの木があるのを思い出したけど、稲荷橋はいつも通っているのに意外に気付かずにいて・・・・・サクランボが大好きなのでワクワクする。

稲荷橋を渡る度に確認していて、手が出そうで危うい!


2021年 04月 26日

新緑の季節



ニュースで見かける音戸のツツジの一番キレイに見える場所からのシーンを撮りました、数十年ぶりに訪れましたがとてもキレイでした。

昨日は音戸~美術館~コンサートと、ずっと呉で楽しみました。
美術館ではあの吊り下げた鮭の絵で有名な高橋由一の絵画など近代洋画を鑑賞しましたが、水戸の藤田東湖を描いた作品や多趣味で知られている徳川慶喜の風景画などタイムリーなコレクションでした。

美術館と同じ敷地内にある入船山記念館は元々は鎮守府司令官の官舎で、あの辺りは静かでよい場所ですが、長く呉教室に通っていた頃には一度しか来たことがなくて残念なことをしました。

 

 

 


2021年 04月 22日

空を泳ぐ



昨年の今頃は教室のレッスンは休講中で、マスク不足に備えて夏に向かっての涼しいマスクを作っていた頃ですが、
今年は桜の開花も早かったけど暑くなりそうな中、コロナで不安要素ばかりが増えている。

何も考えず「こいのぼり」みたいに自由に空を泳げたら、どんなに幸せかと、、
いつもの妄想を膨らませているところです。
 



 


2021年 04月 15日

いつも通リの



TOPページにも告知しましたが、個展のお知らせです。
現在はバッグの創作を終わりインテリアものを作り始めようかという時期です。

昨年の今頃はアトリエ教室も中国新聞文化センター教室もコロナで休講中で、個展の延期を決めた頃でもありましたが、今年は予定通リDMも出来上がっています。
東京も大阪も変異ウイルスの患者が急増の第4波、蔓延防止・・・では無理なのでは?と考えると不安ではありますが、
いつも通リの手順で個展に向かって仕事をしています。


 


2021年 04月 11日

初めての出会い



雪ゲシ(けし)をいただきました。
白い山野草、楚々としていいですね。

籐やかずらのインテリア品には山野草が似合うので個展のレイアウトに使っていますが、一般の花屋では扱っていないし、毎回個展を開催する時期はお花が少ない時期ですから、皆さんのご好意で用意できていて感謝です。

個展を始めたころは山野草の名前すら知らなくて、教えてもらった名前をメモって覚えましたが、
未だ未だ知らないもの方が多い中、この雪ゲシも初めてお花です。

 


2021年 04月 09日

ランチのお楽しみ

生徒さんからのリクエストでランチ用に持参する「三角結び」入れを創りました。




▽△のようにして2個入れるなら四角形で創るのですが、1個しか持参しないと言われるので三角形で創りました。

私も創っている時間を楽しめました。


2021年 04月 04日

大人?

重ねたくない記念日にお花を貰った、元気でいることに感謝。。。。



白とグリーンでまとめた清楚な花と、送り主が「大人の女性がコンセプト」と言ってブーケを頼んだという対照的なお花が届いた。

歳だけはすごく大人だけど、中身はどうして成長しないのか? 気難しさだけは大きく育ってしまって・・・お恥ずかしい!

 

だけど、いくつになっても、お花のプレゼントは嬉しいものです。

 


2021年 03月 31日

エンターテイメントかドキュメンタリーか



第5週はレッスン休みなので6連休中。
今年初めて劇場で映画を観ました、クロエ・シャオ監督でフランシス・マクドーマンド主演の「ノマドランド」です。
車上生活者(ノマド)のロードムービーですが、原作はノンフィクションであることから、実際の車上生活者も役者として演じているので、よりドキュメンタリー感を醸し出しエンターテイメント感がない。

1台の車に想い出を詰め込み孤独の中でその日その日を乗り越え、その行先でノマドの仲間と心の交流をする、、、、
寒々しい荒野を背景に孤独感が溢れて単調な画面が続き眠くなる人も多いかも・・


F・マクドーマンドはプロデューサーとしても参加しているので、原作に惚れ込んで映画化したのかも、原作の方が勝っているのかな?
ただ演技に定評のある彼女が演じたことで、アカデミーででもかなりの映画賞は狙える立ち位置かなと・・・・
 

私は疲れたけど!

 

 

 


2021年 03月 30日

滲み出るもの



三次の奥田元宋美術館で開催されている「田中一村 奄美へとつづく道」を鑑賞しました。
田中一村が逆境の中でも真摯な姿勢で創作を続けた姿勢が伝わってくる絵画で、もっとファンになりました。
日本画にみえないタッチの作品も多く、時代を先取りした感覚のイラスト画にもみえ、その中に鮮やかな彼の意志も感じました。

10数年前にNHKの日曜美術館で彼の絵画を知って以来、いつか鑑賞できる日を楽しみに待っていましたので満足しました。



オススメの催事で、5月5日まで開催中。


2021年 03月 27日

合いの季節



山野草のお店で見つけた馬酔木(あせび)の鉢植え、たわわな花は品種改良なのかと思うけど、昔から春に咲く懐かしい花木です。



何十年かぶりに桜見物に出かけた広島城で天守閣にも上がり、満開の桜を堪能しました。
予報では明日は雨、桜散らし雨でしょうが一雨ごとに暖かい日になりますね。

最近の温暖化で「合い物」と呼んでいた春物や秋物は着る暇もないほどのスピードで夏や冬になってしまうので、今年も着る暇さえなかった裏地付きのジャケットなどを含めて、もうすぐ夏物との入れ替えの季節を迎えてしまう。
それで、いまの若い人は「合い物」という呼び名すらご存じないのです。


2021年 03月 21日

ベランダの春

ベランダのイワヤツデ、未だ朝晩は寒いのに咲いていた・・・・
 


2021年 03月 20日

どっち❓



15年くらい前からアトリエにあるスパティフィラムが、今年はしおれず元気に冬を越しました。
コロナ禍での換気回数が増えブラインドは折れやすく、昨年の夏の暑さには閉口していたのでレースのカーテンと遮熱カーテンに変え、以前より夏は日差しを遮り、冬も暖かくなったのです。
耐寒性の弱い植物にはアトリエの冬は過酷だったらしく、長い間可哀そうなことをしていました。
今年は沢山の花が咲くかと楽しみです。

殆どの生徒さんは昨年の夏のうちにブラインドからカーテンに変わったことに気付かれましたが、、、、とある曜日のクラスの方は未だに気付いてない・・・・
気付いてるけど黙っている? or 注意力に問題あり?


 


2021年 03月 14日

花粉と油滴天目

広島市が全国一の桜の開花宣言ができたのは標本木か変わったせいかとも思うけど・・・・

今年の花粉は昨年の1.8倍の量と予想されていた通り辛い日々が始まり、換気で花粉が入ってくると思うと怖くてアトリエのレッスンでは換気扇を常時回し、空気清浄機も花粉仕様にしていますが、ほぼ毎日クシャミが続きティッシュはてんこ盛りになり目は痒くて出して洗いたいほどで、これが5月くらいまで続くのかもと意気消沈の毎日です。



このお皿は私が時々行くお店のセッティング皿ですが、30c皿で¥20000と聞き驚きました。
そのあとTVでパリでミシュラン3つ星を獲得した小林圭さんの東京のレストランでもこのお皿を使っているのを見ました、お皿にも流行りはあるようですが、大好きな油滴天目茶碗にそっくりの柄なのでUPしてみました、素敵でしょう?

我が家の生野菜サラダに入れる果物は季節で変えていて、今は先週ミカンの島で仕入れたハッサクになりましたが、このお皿に盛っても素敵でしょうが、我が家では何にでも会う白いお皿を使っています。
花粉は嫌だけど、春からの美味しい食べものには大いに期待しています。


 

 


2021年 03月 10日

ブルーマラカイトの青色



どなたの絵画か分かりますか?

平山郁夫のパリでのスケッチ画です。
「平山郁夫美術館」だから見られた画で従来の作風とは一線を画すものと思いますが、代表的な藍銅鉱の青色の冴えたアジアの空や海の風景や砂漠の質感溢れた作品も観られてよかったし、当たり前だけど彼は日本を代表する画家です。

少し前に不思議な怖い体験をして眠れぬ夜が続いたので、盆景ような瀬戸内海の青色にも癒された想いです。


「みかんの島々」に行き、地元の美味しい柑橘だけでなく田舎豆腐やサザエもgetして、その夜は美味しい晩酌もできました。
 

PS. 日本画で使う岩絵の具の青色は藍銅鉱(ブルーマラカイト・アズライトとも呼ぶ)で、ラピスラズリは西洋画で使うもので、私がものを知らなかったのが判明しましたので修正しました。 2021.4.4


2021年 02月 23日

河津桜



毎年静岡の河津桜はニュースで紹介されますが、これは上関の河津桜。
ソメイヨシノとはかなり違う品種です。
上関は遠いけど、穏やかな瀬戸内海を見ながらの暖かい1日を過ごしました。


2021年 02月 14日

老化のサイン

先日生徒さんが、レッスンで使うハサミが見つからないから買いますと言われたのを、新しく買った途端に見つかったりするから、もう少し探しませんか?と言ったのだが、、、

私も先日から或る書類が見つからず書類棚を何度も探したが見つからないので、また日を改めて探そうと思っているが、探し物が増えるのは1つの老化なのだろうか?

昔、井上陽水の ♬ 探し物は何ですか? 見つけにくいものですか・・・・で始まる唄があったが、歌詞のように夢の中で踊る相手はいらないけれど、最近は寝つきも悪くて夜中に目覚める機会が増えている・・・これも老化のせい❓
 



眠るのにも体力が要るらしい。

 


 


2021年 02月 07日

小さな幸せ

今週は予定していたことも沢山あった上に突発的なことが重なって、あっという間に過ぎていった1週間でした。

Eテレで放送していた「RBG」オススメ番組です、特に森喜朗様に観ていただきたいと思う丁度のタイミングでした。
私の年齢の男性も差別意識が強く簡単に言うと男尊女子思考の男性は多い、まず思っていることは隠せない。
問題はそのことを誰にも注意されず、また言えない地位に居たりするから厄介で、根本的な考え方なので矯正できない。
多くの女性が沢山の嫌な経験を胸にしまっていると思います。


大きな庭を持つ「おとなのための癒しの空間」がコンセプトのカフェにお呼ばれしました。
癒される時間を過ごせて幸せ、こんなご時世にちょっとした幸せを見つけた。
 


2021年 01月 25日

春の香り

コロナの影響でレッスンを休んでいるので人と会ったり話す機会が激減しているが、創作仕事は捗っている。
昨年同様に開催できるかどうか予測のつかない個展用の作品創作に励んでいるが、ほとんどのbagの編み仕事が終わって持ち手や中裏を一挙に決めて完成に向かうところで、もうすぐ確定申告の時期なので気分転換も兼ねて申告の準備を始めましたが、いつもより1年が早く過ぎたと感じる。
 



頂き物の蝋梅、いい香りです。
心まで寒くなるようなご時世に自然の営みは確実に春に向かっているのに、我々の春は遠くにありそう・・・・

 


2021年 01月 17日

回り道



3mm幅の籐の皮をオレンジ色に染めたくて、自分で皮を挽いて(真ん中部分の厚みを薄くして)何度かチャレンジしましたが、キレイに染まらない(左側のように)。
濃い色ならそのままで染めてもOKなのですが、何度目かに漂白剤で脱色することに気付き、やっと右のようなキレイなオレンジ色に染まりました。
籐は生えている場所でグレーやベージュ系だったり様々なので、丸芯は脱色した状態で入荷するのですが、籐の皮は一旦色を抜かないと均一に染まらない、少量なのでメーカーさんも染めてくれないので仕方なかったけど、余り意味のない試行錯誤でした。



広島市のコロナ感染者抑制の集中対策期限が延びたので、というか広島市が緊急事態宣言に準じるかもと言っていたのもあって、
アトリエ教室の人数の多い教室と中国新聞文化センター教室は、今月いっぱい休講にしました。
高止まりは解消されないままで、新聞社の教室は高齢者も多く、私自身も肺が弱いので大事を執りました。
いつになったら、以前の日常に戻れるのでしょうか❓


2021年 01月 10日

自信は男の化粧

風采の上がらないメセージ力の無い首相がやっと腰をあげて、都市圏での緊急事態宣言発出の会見があった。

以前「英国王のスピーチ」という映画があった、吃音だった今のエリザベス女王の父にあたるジョージ6世が言語療法士ライオネルの指導で吃音を克服して、国民から愛される王になったという実話のストーリーでしたが、日本のガースー氏も答弁書を見ないで目線を上げて、もっとヨーロッパの首相のように心に響くスピーチをして国民を率いてほしい! 
自信の無さが伝わってきて、こちらが不安になる。

首相としての責務を果たしなさい!

一般庶民は我慢の生活が続きますが、広島の患者数も高止まりのまま、、、
あの程度の規制だと目指すステージには到達できないのではあるまいかと、多くの国民は危惧しているのでは??


2021年 01月 01日

正月花と笑顔


年末に正月花を生けるのに手間取ってしまった割に・・・・の出来だけど、花をめでる人は来るのか?
レッスンはできるのか??の状況ですね。

大晦日の東京のコロナ陽性患者数に驚きましたが、個人としては出かける機会を最低限に控えて消毒・マスク等々これ以上の防御策もなく、コロナ前の日常が戻て来るのか悲観的になってしまいますが、
いつも通りの生活をする以外ないので、免疫力を高める食事と気分が明るくなるほどのいい作品を創るしかないか。。。。



政府は何を考えているのだろうか???
 



 


2020年 12月 20日

新しい年末年始


もうすぐクリスマス、広島市はコロナ患者の急増で医療崩壊寸前、アトリエでの人数の多い教室は休講にした。
この国の首相のように忘年会もしたいけど、年末年始はstay homeで創作仕事が捗るのを期待したい。。。。

とりあえずクリスマスは「クリぼっち」で


  和菓子のサンタさん  

 


2020年 12月 08日

みかんの島



とびしま海道のミカンを買うのが目的のドライブに便乗

暖かな陽射しに穏やかな瀬戸内海

ミカンの安さに驚き
無農薬レモンは、早速「はちみつレモン」や冷凍保存に

穏やかなウイークエンドで、写真はまるでハワイ!


 


2020年 11月 30日

立場の違い


ちょっと寒くなってきて、明日からは12月。



生の植物で作るリースはNHKのTV講座などで見様見真似で作ってきたけど、スキルアップも兼ね講座を受けました。
教える側として、初めての方への教え方の気付き点もあったし、楽しい時間を過ごせました。
そして、杉やヒバやモミのいい香りにも癒された。

私は早く出来上がって帰ったけど、全て生徒さんの完成までは大変だったと想像がつきます。

断然教わる方が楽しい! 教えるって大変です。

クリスマスが近くなったら、少しずつ形と付属品を自分のセンスに直して飾ろうかと・・・
 



 


2020年 11月 23日

対比の美しさ



鶴田一郎の美人画展に
 

早逝したモデルの山口小夜子をイメージしたような切れ長の目の美女、

黒と赤の印象的な配色と構図で人目を惹いた、資生堂だったか?化粧品会社のCMで懐かしい。

新作の原画や版画にうっとりの3連休最終日でした。
 


2020年 11月 21日

what's going on !


秋の縮景園ライトアップ
池に映り込む紅葉の美しさ、暖かい夜でよかった。

 



コロナ感染者の多い都市の首長や医師会は3連休の外出の我慢を訴え、
政府は「go to」を推し進め各自の判断に委ねる式の丸投げ、今に始まったことではないけど、
学ばない政府のやり方に呆れるばかり。。。。。
 

 


2020年 11月 15日

もっと救いを・・・

このところの朝晩の寒暖差のせいで持病的なものが顔を出して、身体のあちこちが悲鳴を上げている。

この秋から図案をおこしてパターン製図した来年用の新柄のbagが、やっとスムースに編めるようになり・・・
というより2色使いの色を逆転させても柄を頭の中で結べるようになった。
廃棄した試作品を含めて6~8個目にして、やっと楽しいと思えるようになった。

身体の痛みは宥めすかせながらでも、好きな仕事ができていて救われる。

 

週末に初めて新聞社のカルチャー教室のリモート会議なるものを体験、ちょっと便利だったけど、
以前、コロナ休講の後のアンケートでリモートレッスンは可能ですか?と聞かれた、
そんなことができれば私は苦労していない、そもそも自分が何を作っていたかすら忘れている生徒さんが多いのに・・・・と、愚痴です。


2020年 11月 02日

シックと地味

カレンダーはあと2枚、早いですね。

今年の個展でワインカラーのbagを買っていただいたお客様のお知り合いの方々、お二人とも80歳代の方々ですが大人ぽい赤系の色合いが好まれたようで、手つきのbagとポシェットの注文をいただきました、そのbagが濃い茶系だったら注文はされなかったと思われます。
年を取るほど色選びが難しい、地味だと妙に年寄り臭くなったり、パステル系のものは無理やりの若づくりに見えたりします。
以前若い生徒さんに「どうして年を取ると柄物の洋服を着るのでしょうか?」と聞かれたことがあり、柄物も難しいけれど、シックと地味は違うのです。

 

映画オタクとしては残念な報道が・・・S・コネリーが亡くなりましたね、ファンでした。
独特のスコットランド訛りを思い出しますが重厚な雰囲気を持っている俳優さんでした。


 


2020年 10月 04日

子供のころの思い出

最近、養命酒のCMで草刈正雄が詩を朗読している、

「新しい朝が来た 希望の朝だ
 喜びに胸を開け 大空あおげ
 ラジオの声に 健やかな胸を
 この香る風に 開けよ」

初めてCMを見た時は語り手の巧さも相まって、いい詩だなと思い、、少し経ってラジオ体操の主題歌と気付いた。

歌は藤山一郎だったのは微かに覚えてはいたが、作曲も藤山一郎で、作詞が藤浦洸だったとは知らなかった…

子供だった頃、NHKのクイズ番組で嫌味な回答者で嫌いだったのが藤浦洸だったので、
とても驚いている。。。。。



 

今年の名月、綺麗に見えました。

 


2020年 09月 26日

手指がSOS

細かい手仕事の連続で、手や指が腫れてつってしまうので、最近はそうなると余り負担のかからない仕事をして回復を待つか、完全に休むようにしている。

今回のは花結びのバケツ型のbag、完成までに498個の花結びをすることになっているが、右の写真のbagは1100個位なので、それを思えば頑張れるかも・・・

 → 


それにしても腱鞘炎はいつものことで職業病ですが、最近は指先が傷んでいるのでチョット辛いかな?!



 


2020年 09月 19日

秋の風



試行錯誤の新しい模様↑
一部しかお目にかけられません、来年の個展をお楽しみに。。。。
試行錯誤の何個かは廃棄したので、新作として2個目をほぼ完了したものの、本当にアップアップの毎日を過ごしたので指が腫れるし目は霞むわで数日仕事を休む羽目に。
 

こんなに拘っても、一般的には色と形しか認識されないのではと?いつも思うが、自分の追い求めているものは完成させないではいられないというのが創り手の本性で、いつも言っているMな部分ですね。。。。

このところの葛藤で食欲すら湧かない毎日を過ごしていたら、、、窓から心地よい風が吹き抜ける時期となりました。
 


2020年 09月 11日

ハイCで涙

2006年の冬季アテネオリンピックの時に、開会式でオペラ・トゥーランドットの「誰も寝てはならなぬ」を歌ったルチアーノ・パバロッティの人生をドキュメントフイルムと周囲の人へのインタビューで構成された、ロン・ハワード監督の「パバロッティー 太陽のテノール」という映画が公開されています。

1999年に「三大テノール」のコンサートでドミンゴやカレーラスと共に来日した時から彼の18番「誰も・・・」が印象に残っていて、アテネの開会式の時は膵臓ガンの療養中で声が出なくて、「口パク」で臨んだと知って残念に思ったが、翌年には亡くなってしまったので、この映画で数多いコンサートやプライベートを知ることができた。誰の人生も順風満帆とはいかないし、それが人生経験となって表現の幅を広げたのかもしれない・・・




「ハイC」(ト音記号の5線を超えたドの音)と言われる彼の全盛期の歌を聴いてもらいたい。

クラッシックに興味のない人でも、「誰も寝てはならぬ」はアテネの女子フィギュアスケートで荒川静香が金メダルを獲った時の曲といえば聞いたことはあるかもしれない。

 


2020年 09月 08日

解放

台風一過ではあるが、まだまだ暑さは続きマスクでレッスンをするのが辛い。
生徒さんの近くでマスクで下を向いて編み方を指導する際は、息がスムースにできない。
サージカルマスクに始まり、布マスクやスポーツタイプのものも試し、普通のフェイスシールドも試したが、声が跳ね返って耳が心地悪くて・・・どれもストレスが溜まるものでしかなかった。



メガネ型フェイスシールドもNET検索したものの品切れなどでGETできず、先日生徒さんのご好意でGETできたこのメガネ型フェイスシールドは実に楽で、やっと呼吸がスムースにできる。
オススメです!


2020年 09月 03日

Help me !



来年向けの作品の図案をおこして編み始めたが、20段目から30段目の間を先週から何度も直し続けて全く進めないでいる。
緑内障の私は目の一部の細胞が死んでいて視野が欠けている、それで見間違うことが多いので図案も大きくして何度もチャレンジしているが、どうも上手くいかない。
苦労した分、出来上がったら達成感が大きい?、、、、そのレベルを超えている。

能力の無さを痛感している。
 

 


2020年 08月 24日

♪ ああ、、夏休み ♬

毎年、個展でいただいた別文品は7月中には終了するのだが、今年は1か月延期したので少しずれ込んでしまったが、全ての別文品をお渡しすることができたので、8月後半からは夏休みということにして(と言ってもレッスンは休めないのだが・・)ちょっと心に余裕。
既に来年の個展向けに3点の別注品をいただいているが、ここで今年の夏の陣は終了した。

 

最後の注文品は80歳を超えられている方のショルダーバッグなので、大き過ぎず最大限に収容力のある軽くて持ちやすいを求めて創りました。

 


 


2020年 08月 10日

消えない灯り

映画オタクの私はwowow開局以来ずっと映画や海外ドラマを楽しんできたが、最近はNETFLIXにハマってしまって、20日間で話題の「愛の不時着」などを含めた韓国ドラマを4本も一気に観てしまった。
16話が4本・・・それに映画を3本観てしまった。
現在NETFLIXで鑑賞できる作品の目ぼしいものはほとんど観てしまった、というか映画は劇場で観てしまっているので、目新しいといえばNETFLIXが資金を出した名匠マーチン・スコセシ監督の「アイリシュマン」くらいしかないのだが、これが長いばかりで面白くなくて、キャストのR・デニーロやA・パチーノが気の毒になるくらいの作品で途中までしか観ていない。

最近ではアマゾンプライムなどのサイトもあるし、コロナ禍の中そんなに拘りのない人間はますます映画館に足を運ばなくなってしまうのを心配している。
そしてコロナ禍で倒産する映画館が増えるのが、気がかりでならない。

ライブもコンサートも以前のように自由に行ける日が来るのを楽しみにしている。

 


2020年 08月 09日

カミワザ



白い紙をカッターで繊細に、フリーハンドで二次元、三次元の立体造形を生み出す切り絵の作品に魅了されました。
下絵なしで、切り離しや貼り合わせもせずに創られている・・・・・・・・カミワザです!!

お盆休みに出かける価値あり。

廿日市のウッドワン美術館で8.30まで。
 


2020年 07月 05日

個展終了

 

コロナ延期によって梅雨時期の開催になりましたが、本年度の個展が無事終了しました。
昨年より1日短い4日間の開催でしたが、これくらいの日数が老骨には丁度良いのかと・・
来年に向けてモチベーションも下げずに向かえます。
1日少ないけれど昨年並みの成果もあげることができて、お客様やお手伝い頂いた方々や皆様に感謝です。

早速にいただいた注文品に取り掛かりたいのですが黒の皮が在庫切れ、黒色は素人には無理な染色なのでメーカーさんにお願いしている間に、体を休めています。
今年はコロナ感染を避けるため打ち上げの会も中止せざるを得なくて終わった感が少しありませんが、翌日からレッスンも始まっていますから、元の日常ではないけど、、、日常に戻りました。

ワクチンが完成しなければ、来年の今頃もマスク生活なのか? これが心配です。

 

 

 


2020年 06月 28日

個展開催

昨日から個展を開催しています。

いくら晴れ女の私でも、延期したことで梅雨の時期の開催になってしまったのですが、
晴れを祈るばかりのあと3日・・・

 

 


2020年 06月 05日

自然の力

以前、横川のギャラリー「k・・・・」で頂いた苗をベランダに植えたのが、毎年この時期に咲いてくれる。

ろくに肥料も与えてないのに季節が来れば、ちゃんと咲いて見る人を和ませてくれる。





 


2020年 06月 03日

個展開催

コロナウイルス感染拡大で延期しておりました個展を4日だけですが開催いたします。

休講期間中開催を諦めたこともありましたが、今年の作品は今年に見ていただきたい、しかも年中使っていただけるのですが夏の商品というイメージも強い作品たちでもあります。
患者の増える度にドキドキし道義的にも開催を危ぶみましたが、楽しみにしてくださっているお客様のお声にも励ましていただきました。



閉鎖的な世の中に、少しでもお楽しみいただければ嬉しいです。



 


2020年 05月 14日

発想力

日本画だけどアバンギャルドだったり、、筆運びには持ち前の実力を感じる。
色々な面を見せられる驚き・・・・参りました。。

このフライヤー写真は日本画的だけど、もっともっと大胆な構図の絵画が沢山あって、自粛疲れの身には清々しい風が吹いて元気を貰った。



やっと再開した美術館に足を運ぶ価値あり!!
 


2020年 05月 13日

Simple is best

 

休講から1か月以上、朝寝もせず自粛生活をしている。

いつも自分のbagは新作の為の習作や失敗作だったが、こんな時だからこそ自分が欲しいと思っているbagを創ることにした。



大きいが何の変哲もない黒のbagである。
奇をてらったデザインでもなく、細い素材で柔らく仕上げた、こういうのが私の好みで一番持ちやすい・・・・
沢山は要らないのです、気に入った物が数個あれば・・・・それで良し!!


2020年 05月 06日

心に届く?

緊急宣言が31日まで延長された。
今回も中途半端な首相会見で、自粛期間が延長されたショックより、又この程度の会見しかできないのかと・・・

せめて大阪の知事くらいの分かり易い基準を示してほしい、他県の知事なのに期待してしまう。


ああ、政治家に恵まれていない、、だけど選んだのは我々なんだよね・・・・



 


2020年 04月 26日

立体か平面か?

本来は何日も家で仕事をしているのには慣れている身なのに、得体のしれないウイルスと外出自粛で、追い込まれた気分になってストレスを溜めてしまう。
デパ地下もスーパーの宅配便も品揃えが悪くなってきていて、自分のタイミングで商品が手に入らなくなってきている、免疫力のつく美味しい食事を摂りたいのに、これから先がもっと不安になってくる。

持て余す時間をいつもの模様替えと断捨離に励んでいて、その時に出てきた洋服生地・・・いつか自分で縫おうと思って溜め込んだ生地をワインの木箱(12本入る箱)に入れ替えたら6箱分あった、これをどうするかも問題です。
その中に大昔に縫った洋服の残布を見つけたのと、最近手に入れた三重ガーゼを使って色々なタイプのマスクを試しに作ってみた。
小さめの立体、大きめの立体、ガーゼの立体、ガーゼの平面型の順に作りました、全ての鼻の部分にはノーズフィッターを縫い込んであります。

花粉症なのでサージカルマスクの在庫は数ヶ月分あるけど、一体いつまでマスクが必要かは分からないので、夏に向って涼しい生地で作ることも考えないといけない。
それくらいのことを覚悟して生活すべきと思う最近の状況で、どうも外出自粛は長引きそう・・・


 


2020年 04月 19日

stay home

 



久々のお花のプレゼント、こんな時に「赤い色」に元気を出せと励まされる。

私の部屋の上の階に住んでいるサラリーマン、いつも週末には掃除機をかけているのが伝わってくるのだが、先日ウイークデーに掃除機をかけているのが分かって、彼もテレワークしているのかな?と思った。
私も先週末から2回目のレッスン休講にした、アトリエ教室の期限は未定のままだけど、新聞社のカルチャー教室は5月いっぱいまでと決まった。
アトリエがクラスターになってしまわないかが心配だったので安堵はしたのだが、夏までに収束は不可能と思え個展も無期限で延期したが、今年は無理で来年のことになることも考えておかないといけない。
オリンピックのアスリートと同じ、、どうやってモチベーションを保つか・・・
いつも個展をゴールに大晦日もお正月も仕事をしているので、どう過ごしたらいいのか分からないのが現実で、たまには体力に合わせ年相応に生きろってことかと、今はそう思いながら家に籠るしかない・・・

先ほど、とある新聞社から携帯に今回のコロナに関するアンケートを受けたが、本当に日本政府には失望している。
しかも毎日の報道を知るに、全国的にもっと厳しい外出制限にすべきではあるまいか。。。何事も遅きに失っしている。
 


2020年 04月 12日

アベノマスク

最近日本中、いや世界中の女性が汚くなっている。
マスクを掛けるので、横着しているのか?、マスクが汚れるからか? お化粧の手を抜いている。
若い人はアイメイクに力を入れているかもしれないけれど、ほとんどの女性はいい加減なことになっている。

偉そうに言っている私も右に同じで地塗りはするが、歯科通いをしていると歯科衛生士に「口紅落としてください!」と厳しく言われる、それが嫌でやめてしまった。

マスクが必須の世の中なので、化粧品の売り上げはダウンするに違いない。

もう少ししたら政府からのガーゼのマスクが送られてくるらしいが、政府の愚策にNOの意思表明で受け取り拒否しようとか、そのマスクをNPOなどに寄付しようという声も聞こえてくる。
 

 


2020年 04月 11日

酒考

 

郊外に住む友人宅で貰った「つくし」を煮て、晩酌で日本酒を。

この日本酒は頂きものだけど、イマイチ私の好みでない、ごめんなさい・・・



日本酒には拘りがあるので酒商で自分で選んでいるが、私の一番好きな日本酒は小さな酒蔵で出荷量が少ない故に酒商から取引先の飲み屋さんに優先的に持っていかれて一般peopleには手に入らない、火入れの酒はあるが生酒が好きなので家では飲めない、名柄は内緒にしておこう。
獺祭なんかは話題性だけで機械制御で作っているメーカーなので酒と認めていない、酒の味の解らない人がありがたがって買っている代物です。
流通が悪かった昔は近県の日本酒がやっと手に入るくらいで、あの頃は広島のお酒を美味しいと思っていた、「酒」の雑誌を発行していた広島出身の佐々木久子女史のバックアップで「賀茂鶴」の全盛期だったが、今や日本中のお酒が手に入る時代になって全国の美味しいお酒が楽しめて良い時代です。

当分、自粛・自粛の世の中、本当は中途半端な日本政府の悪口を言いながら飲みたいけど、、
仕方ない、一人酒でも楽しもう・・・・・
 


2020年 03月 29日

桜は咲いたけど・・・

コロナ休講だった新聞社のカルチャースクールは今週から再開したが、ほぼ10人くらいの教室には窓がないので入口のドアを開け放すしかない、いくらマスクに消毒液があっても安全とは言えないけれど、新聞社も経済の面を考えなければならず辛い決定でしょう。

私のアトリエはテーブルが1m×2mなので少人数制で行うことにして、先週末から3名を基本に予定を組み直してレッスンを始めた。
その為レッスン数が増えて、私は忙しくなっている。
それでも、なんとか終息に向かってくれれば、個人の努力は無駄にはならないと思うけど、全く先が見えないのもストレスが溜まる。
個展を開催できるかどうかも、私には大きな問題です。

しかし、安倍首相と桜は悪縁としか言えないのかも・・・
 


2020年 03月 15日

安倍さん・・・!


コロナ休講から2回目の日曜日、内容のない首相会見や学者やコメンテイターの勝手なコメントにうんざりの毎日で、ストレス解消に趣味とまで言っていいのか?映画以外のもう1つの楽しみ、部屋の模様替えをしている。

いつものようにレッスンの度に中断されることもないので創作仕事が捗っているが、その間に休憩のように模様替えも同時進行で行っているが気が紛れて楽しい。

自宅が仕事場なので、自分のプライベートの空間にも仕事関係の荷物がある、それを1つの部屋にまとめる、それには多くの物の断捨離をせねばならないので、ちょっとした大掃除になっている、しかし仕事関係の物が多い事に毎回驚く。

早く元の日常に戻りたいけれど、
解除の決断は止めるより難しいに違いない。
 



 


2020年 03月 11日

梅が桜



稲荷橋の袂にピンクの花が咲いているのは気付いていて、梅だと思っていたのが・・・桜だった。
早咲きの品種なのでしょう。

今年は自粛ムードだからこそ、河岸の桜が咲くのが楽しみ。

 


2020年 03月 09日

失業中

とうとう広島でも新型コロナウイルス感染者が確認されました。
いずれはと思ってはいましたが、ちょっとため息が。。。

広島市の記者会見後に中国新聞文化センターから8日~22日までの臨時休講のお知らせmailが届きました。
それに準じてアトリエでのレッスンも2週間を休講することに決めて、生徒さんへの連絡に追われました。

結果、合わせて10回のレッスンを休講することになりました、年末やお盆に10日前後のレッスン休みは今までもありましたが、こんなことは初めてのことです。
レッスンが無い時間を製作仕事に充てることができて仕事は捗りますが、不安な気持ちが強く食料の買い出しすら躊躇しているので、手洗いと免疫力を高める食事に努めるしかないようですね。

 

 


2020年 03月 01日

ゴーストタウン

よの



もう3月、ミモザの花に春を感じますが、世の中はコロナウイルス肺炎の流行で右往左往、何事も後手後手の日本政府、休校要請でもっと混乱、
そして遅すぎる首相会見。

できるだけ外出は控えたいけれどそうもいかないし、、観たい映画にもジムにも通えない。
アトリエ教室は、中国新聞文化センターが休講になったらそれに準じようかと考え中。

蔓延を止められなくて、昨年の台風の計画運休の日みたいに、街がゴーストタウンになるのは見たくはない。。。

この政府に期待できるのか??

 


2020年 02月 15日

授賞式ライヴ

20年位前から契約しているWOWOWのユーザーズオンデマンドをPCからTVに四苦八苦しながら繋げ、大きな画面て見逃した映画とドラマを観られるようになったが、最近はNETFLIXが台頭していて、新作ものの映画やドラマがいち早く視聴できるので、WOWOWをNETFLIXにするか考えてもいいかと・・

先日のアカデミー賞授賞式はWOWOWのライブで観たが、巨匠のマーチン・スコセシでさえ大手の映画会社に製作費を出してもらえず、NETFLIXで「アイリッシュマン」を製作したと語っていた。
NETFLIXの台頭は劇場に観客を呼べなくなると映画産業の斜陽に繋がるのでノミネートさえやめようか? それではヒーローものやリメイクものばかりの映画界になるとの議論の中、、4賞独占したのは韓国映画の「パラサイト」だった、ポン・ジュノ監督の受賞スピーチはM・スコセシ監督への敬愛の念だったのも、大手の映画会社への皮肉にも聞こえるが、ジュノ監督の人柄を感じさせる心籠った暖かいものだった。
以前WOWOWでジュノ監督の「殺人の追憶」を観た、実際に起こった未解決殺人事件の映画で暗くて辛い映画で、韓国では有名な役者ソン・ガンホの演技に引込まれたが、その後その事件の犯人は逮捕されたと聞いて、最後のソン・ガンホのポーズを思い出した、もう一度観ようかと思っている。

韓国は国策で映画産業や音楽芸能に力を入れてきたのが実を結んだと言えるのかも、、

昔、日本には世界に誇る監督と映画が沢山あったのに、、ちょっと複雑な気持ちの授賞式ライブだった。


2020年 02月 02日

楽しい作業

古典柄を図案化して、目新しい柄にした作品がやっと出来上がった。
2つのbagを編み、各々の縁止めを違うテクニックで完成させた。
新しいものを創る時は息を潜めてドキドキしながら向かうけど、、、他に代えるものがないくらいに楽しい、
この喜びがあるから仕事を続けていける、ほぼこの1か月は外出をできるだけ避けて仕事をした。


昨年末で引退した新聞社のカルチャースクール・呉教室の生徒さん達がアトリエに通ってくださることになり、1月からレッスンが始まりました。
私の勝手で教室を辞めたのに、わざわざ広島まで通っていただけることになり、ありがたく嬉しいことです。

 


2020年 01月 26日

避けたい作業

↑新型肺炎の為の防御ではありません。
籐の皮や籐の丸芯を染める時に、科学染料を吸わないで顔や髪も守るためのヘアバンドとマスクなのです。

ガスコンロに大きな寸胴なべを掛けて2~3時間煮る途中に何度か中身の上下をひっくり返すのですが、その際に鍋を覗き込むので、どうしても鍋の蒸気を吸ったり顔や髪にも蒸気を浴びてしまいます。
以前無防備だった頃、数キロを連続で染めた際に舌が染まったことがあり、それ以来怖くてこの格好になったのですが、この上にシャワーキャップを被る時もあります。

染めた物は乾かさないと色が分からないので、翌日は乾かしてを確認して、そのままOKにできるのか? もう一度染め直すのか? で、平均2~3日はかかってしまいます。

科学染料で男性は禿げると聞きますが、私も前髪が毛切れして伸びません。

アレルギー持ちの私には良くない作業なので、できるだけ業者に頼むようにしてますが、色は感性に関わることなので業者に伝わらないことも多くて、どうしても自分でしなければならい作業です。


 

 

 


2020年 01月 19日

裏の事情

「好きこそものの・・・」と言うが、寒がりが映画を観るためなら夜中に徒歩往復でも行くなんて、、ご苦労さんと自分に言いたい。

「STAR WARS」フリークでもないし、1997の第1作から全てのシリーズを観ているのでもないが、、完結篇はどうしても観たい。。
しかも洋画は字幕スーパーでないと観ないのに字幕上映は朝イチか最終回しかなくて・・最終回の上映に行くしかなかったのだけど、映画は字幕で役者の声や息遣いまでも聴きたい。


たまにTVで日本語バージョンの外国ドラマで吹き替えの役者を知っていたりすると、イメージが違って最悪なことになる。
特に最近の邦画やTVドラマは、きちんと発声練習さえしていない俄か役者が多いので活舌が悪い、セリフが聞き取れないからボリュームを上げるが、それでも聞き取れない、観ている方はイライラが募る。

吹き替えの映画の場合も専門の声優は沢山居るのに、有名人を使うのは話題性で入場者や視聴率を増やそうという姑息な手段としか言いようがない。




 


 


2020年 01月 13日

口福


滅多に手に入らない北広島町の酒造会社の「どぶろく」、精米歩合60%でアルコール度10度。
発酵していて配送できないから、わざわざ持って来てくださった。
振らないで静かに注いで、残り少なくなったら瓶を振って混ぜると説明されたが、蓋には空気抜きの小さな穴が開けてある。
余り酸味はなくてまろやか、思わずグイグイいきそう。
初日にどれだけ飲んだかは内緒に。。

今年は元気で、美味しいお酒と食べ物を味わいたいものです。

 


 


2020年 01月 05日

ものつくりの極意

 

 


羨ましいほど、、シワもなく、ふっくら出来上がった今年の黒豆です。
勿論美味しくて飲食店の黒豆に負けないと自負しています。

ご飯を炊いたり殆どの料理を圧力鍋ですると言われる、圧力鍋のオーソリティーみたいな生徒さんから、圧力鍋で煮る黒豆のレシピを教わって以来、おせち料理はしなくても黒豆好きの姪が楽しみに待っているので毎年煮ていますが、豆によって大きく違いが生じます。
圧力で煮た後に様子を見ながら弱火でトロトロ柔らくなるまで煮て、数日置けば豆は茶色ぽい黒から真っ黒に変化してとても美味しそうな艶が出てきます。
やはり豆は丹波産に拘って、それでもバラツキがあるのは仕方ないのですが、、昨年末はちょっと手こずりました。

要は落ち着いて時間をかけて豆に合わせるのが大切なので、煮る人の心持ち次第で上手くいったり、いかなかったりで・・・

私の仕事も同じだなと、つくずく思ってしまいます。


☆ 最高のレシピ、お教えしますよ。



 

 


2020年 01月 03日

スポーツ観戦

TV画面の「富士山の初日の出」

お正月の寒い朝に初日を見に出かけるのに何の意味があるのかと思っているので、TVでちゃっかり初日の出を見て、奇麗だなと素直に思ったが、やはり自分は寒い想いはしたくない。

昨日と今日は箱根駅伝をチラチラ見たが、あの中継アナウンサーの自己陶酔的な絶叫が嫌、盛り上げようと思っているのだろうが、あの声がウザい。

色々な解説者の中でも増田明美ほど細かい情報は要らないし、昔のプロレス中継の古舘伊知郎のけたたましい喋りなど思い出してもゾッとする。

それでスポーツ観戦が余り好きではない、野球など特に・・あの応援もウザい、だから広島球場には絶対行かない。

 


 


2020年 01月 01日

静かな元旦

交差点近くの我が家も今日は静かで、穏やかな元旦です。

平穏無事な1年を願うばかりで、本年もいい仕事をしていきたいと思っています。

 


2019年 12月 29日

私の年末

今年は年始めからずっと体調を崩していたりケガをしたり手術もあり、、、細木和子流だと大殺界だったらしい・・・

そして最後の最後の12月には奥歯を抜くことになりそうになり、病院を変えてなんとか抜歯は免れそうな状態で、夜も眠れぬ痛みと痛み止めを多用したための胃痛からも解放された、来年しっかり治療する覚悟でいます。

なんて不運な年だったのかと思うが、元旦から急に変わるわけでもないので自愛の毎日を送ることになりそうかと。
大げさでなく、人生で優秀な医師と巡りあえるかどうかで人生は微妙に変わると実感したし、
自分で納得できる治療や先生を選ぶべきです。

今年の不調を受けて決めたのではないが年ごとに忙しくなっているこの数年を顧み、教室オープンから30年も通った新聞社のカルチャースクールの呉教室を今年で引退することにしました、呉は近いが単線ゆえの事故も多いし夜の教室は疲れるのも一因。
少しずつ教室を減していこうと考えていたので、夜のレッスンからやめることを考えざるを得ない、その時間を創作活動に充てたいと考えた結果です。
通ってくれている生徒さんには申し訳ないのですが、殆どの方が私のアトリエに通っていただけることになり、ありがたいことです。

今年も数日を残すのみとなり、すべきことは沢山あるのですがこんな状態の年の終わりなので、
無理をしないと決め込んでいつも通リ創作仕事をしている年末です。
 



 

 


2019年 12月 15日

毎年、、、

あっという間に12月も半ば、何度かの忘年会が既にあって閉口気味。
ちょっ中飲んでいるのに年忘れの会とかなんとか言って飲まなくていいのに・・・最近では会社の飲み会は不参加という若者が増えているらしい。


それを言うなら年賀状も・・・・とかなんとか思いつつ年賀状を作っているが悩ましい、年末の愚痴である。
毎年私も同じことを愚痴って進歩なし、そんなに嫌ならやめればいいのに、、、
まっ、このあたりでやめておこうか。


 


 

 


2019年 12月 01日

父の手記

昨年父方と母方の家族を原爆死没者平和祈念館に登録したことを以前書きました。

申請用紙を貰ってきていたのに一日延ばしになっていて、申請した時は新しい書式に変わっていたくらいなので、仕事に追われ一体何年書棚にしまっていたのやら・・・・
その中に8.6の原爆投下の数時間前に生まれた私の姉にあたる者は戸籍に名前も載っていないので、原爆死没者にカウントさえされていなかった姉を、登録できたのが何より嬉しくて供養になったと安堵し肩の荷がおりた想いでした。

今年中国新聞の記者Mさんが0歳の姉のことを取材したいとのことで、兄の家族や私が取材を受けたのが、本日の朝刊「ヒロシマの空白 埋もれた名前」というシリーズに掲載されました。
父が「原爆の手記」を書いていたので、それも読んでいただいての記事だったので、、悲惨さが伝わったと思っています。
その手記は何度も読んでいますが、読むたびに涙が止まりません。

平和教育は身近なところから始めるのが一番なので、まずは甥や姪の子供たちに読んでもらって平和のありがたさを知ってもらいたいと考えています。


 

 


2019年 11月 18日

種まき

三越のイベント出店から1週間、9時間×7日はとても疲れ、期間中に外科で腰痛止めの注射を2回受けました。
正に老骨にムチでCMを行った1週間ということですが、最終日に担当者から来年の話をされたけど、色々な条件が揃わないと難しいので軽々に返事はできませんでした。

沢山の方々が行きかう中で、ほぼ50年ぶりに学生時代の友人に再会しました、よくよく見れば面影が・・・みたいな歳月が過ぎていますが嬉しい出来事でした。
どこかですれ違っても気付かないで生きているって、沢山あるのでしょう。


来年用の作品の試行錯誤はもう始めています。

やはり創っている時間が楽しい。

 

 

 


2019年 11月 07日

ここちよい暮らし


三越1階のイベント「ここちよい暮らし」の販売、3日目が終わりました。

1階の目立つ位置での展示・販売をさせていただいていますが、通路と言えば通路なので、予期せぬ人と出会ったりしいます。
デパートには1日にどのくらいの人が出入りするのか、どのくらいの売り上げがあるのか?知りたいところではありますが・・・
2日目からは展示台の端の方に小さなテーブルとイスを置いてもらって、アクセサリーを作りながらデモンストレーションを行っていて、作ることに興味をお持ちの方には喜んで頂けるし、作品の説明に役立っています。

目の肥えた方は籐のことをとてもよくご存じで、さすが三越のお客様です。

自分の挑戦の為の1週間なので、後4日頑張ります。

 


2019年 11月 02日

挑戦

 

 11.4に新聞に入るチラシで、真ん中あたりに私のbagの写真があります

来週明け5日から11日まで、三越1階で「ここちよい暮らし」というイベントタイトルの催しものが開かれますが、そこで私のbagを販売することになりました。
作品数は40点余りとアクセサリー類を出店いたします。

今年は年始めから体調が悪く、怪我もあり、目の手術もあり、未だ全ての抜糸が済んでいなくて乱視も酷いけれど、自分への挑戦としてお引き受けしました。
一般に抱かれている籐は夏の物という概念をどこまで覆して、軽いという利点や1年を通して使え、和にも洋にもコーディネイトできるということを理解していただけるのか?
できたら初夏か夏の終わりが理想的ですが、一人で創るので1年に数回の販売はとても難しいので、1つのチャンスと捉えています。

以前も個展とは別にとあるセレクトショップで販売したことがあり、ちょうど10年前だったことに因縁を感じます。

トライの時がきました。
 

 

 

 


2019年 10月 20日

M?

ずっと前に編み物のように図案を書いて作ったジグザグ模様のインテリアボックスは難しいので生徒さん用の見本としはお蔵入りをしていた。
それを作りたいという生徒さんが編み始めたけれど、やはり難しくて行きつ戻りつで生徒さんも辛そう、昔ほど良い品櫃の材料が手に入らないのもあって進めないのを、どうにか編みやすくしたいと試行錯誤の末に大幅に譲歩して編みやすくした。

生徒さん用の見本はデザインしても、いかに編みやすく改善して楽しく編んでもらえるかをいつも考えているが、この見本にはかなりの時間を割いたし材料の返品交換や色々大変だったからこそ 編みあがるのも大いに楽しみ。

本当にものつくりは、M的作業です。


2019年 09月 23日

久々のブログ

緑内障の手術で大学病院に入院したので、長らくブログをお休みしていました。

手術から1か月が経ち当初の目的の眼圧を下げることは成功しましたが、未だ抜糸の終わっていない所が2か所あるので乱視が酷く出て、社会復帰はしたものの不自由な毎日が続いていて、最後の抜糸を心待ちにしているところです。

かかりつけ医からの紹介で数年前から広大で定期健診を受けていたのですが、入院した当日に担当医を知らされ手術の説明を受け翌日手術という流れなので、とても不安な状態での入院でした。

入院前にネットで検索したことを参考に入院準備をし、暫く洗顔もシャンプーもできないと諦めていたら、手術翌日の健診でOKが出て洗顔もシャンプーも解禁になり、ネットの情報が古いのか?、広大が進んでいるのか??でしたが、そんな感じで6日間の入院で、救いは個室だったことで、他人に気を遣うことを免れたのはラッキーでした。

手術は目覚めたら終わっていたというのが一番で、意識がありながらの手術はストレスでした、特に目ですから・・
もうゴメンと思うけど、5年効果のある人は7~8割らしいので、この先に再度の手術もあり得るとのこと。

そもそもこの手術は4月の半ばの予定だったのに、転んで膝の皿を骨折した為に8月に延期になった手術でした。
しかも白内障みたに術後に直ぐ良い方に向かうという手術でなく、現状で止めるだけの手術ですが、目が見えなくなる危険性を少し回避しただけでも、今は安堵しています。


 

 

 


2019年 08月 16日

8.15に・・

 

台風の為の計画運休で各交通機関は止まり、デパートなどの商業施設や一部の会社もお休みになり街はゴーストタウン化して、交差点近くの我が家でも正月より静かな1日でしたが、雨も風も大したことはなくて・・空振りで良かったということでしょうが、これからも計画運休は頻繁になりそうで、これに慣れないといけない時代になりそう。

TVではお盆に合わせて山崎豊子原作の「二つの祖国」を放映していた。
大昔NHKの大河ドラマでも放送したが半分くらいしか観ていなかった、あの時とは脚本も違っているけど、アメリカ移民が主人公で私の父方と似ている内容で身につまされる。
父は3歳位で帰国して広島の祖父母に育てられ日本兵として出兵し、父の弟はアメリカ兵として442部隊で戦った事実がある、ただ父は第2次大戦の前の戦争で戦傷を受けていたので、この小説みたいに兄弟が戦地で敵として撃ち合うとか遭遇することは避けられたけど、戦傷によってその後の出兵は免れた故に広島で被爆して家族を失なっている。
2つの祖国の間で翻弄された1世や2世の心情を思うにつけ辛くなるけど、そういう家は移民の多い土地では少なからずあったようで、
当時父はあのドラマは見たくないと言っていた。

 

 

 


2019年 07月 28日

夏の陣終了

 

定番のポーチでなく通帳入れが出来上がりました、この艶はニスを塗ったのではない元々の籐の皮が持っている艶です。
この作品で今年の個展でいただいた注文品を全て完了しました。

今年は4月にケガをして受けるべき手術を延期しているので、ゆっくりしたいと思っていたのですが、11月にとあるイベントへの参加のお誘いを受け、散々悩んだ末に以前ほど頑張れないけど、このチャンスは今後に生きると考えたのでお請けしました。
10年前にも個展とは違うコンセプトでイベントをしましたが、何等かの刺激を受けるのが目的です。

ということで、今から秋の陣に向けて頑張ることになりました。
本当によく働きます。。。。
 

 


2019年 07月 21日

コピ ルアック


頂き物のインドネシアの高級コーヒー「コピルアック」、コーヒー豆を食べさせたジャコウ猫のふんを洗浄して細かく挽いた豆に湯を注ぎ、上澄みだけを飲むのですが、雑味も少なく美味しくて驚きました。
細かく挽いてあるのでインスタントコーヒーみたいに飲めるのも楽です。
体験の価値ありです。

世界には、まだまだ不思議な食べ物や飲み物があるのだろうけど、最初に飲んだ人はなんて勇気がある人だったのでしょう・・・・
 

 


2019年 07月 07日

ちょっとだけ九州



今週は九州は大雨で行けないかと思ったら、晴れ女にはちゃんと太陽が顔を出してくれた3日間。
久留米の友人宅をベースに、写真は左から武雄温泉の宿はチームラボの光のアジサイたちが迎えてくれ、
友人が連れて行ってくれた久留米の居酒屋は「鯛の記」や「散り椿」などの作家・葉室麟の行きつけ店だったり、
武雄市立図書館はTUTAYA書店とスターバックスコーヒー併設で全国から注目を浴びた図書館で来館者の半分くらいは他県からとか、
そして7月初~15日に行われるお祭りの博多山笠の飾り山笠を始めて見ました、勇壮なお祭りですがTVのニュースでしか知らなかったので興味深々で、何地区かの飾りを見るほどに博多の熱気が伝わってきました。

ブリジストンの石橋家が久留米市に寄贈した久留米市美術館の広さと豊かさは羨ましい限りでした、時間があれば何度も足を運び散策したいくらいでした。


忙中、チョットだけ息抜きしてきました。

 


2019年 06月 30日

久々のクラシック


ベルリンフィルのコンサートマスター樫本大進のコンサートに。
バロックゾリステンとの協演なので、バッハのバロック曲とヴィバルディーの「四季」が演目で、
大進の楽器は1674年製のグゥルネリ、さすがにいい音が出る。
若い演奏者の力強い演奏が聴けて、感動と同時に心安らぎました。

ところで、いくら感動しても楽章間の拍手は耳障りで(勿論禁じられているわけではないが、、)
演歌のコンサートじゃない!
気になったのは、編成に対してホールが大き過ぎる気がしたが、どうなんだろう?、

 


2019年 06月 09日

2019個展終了

5日に無事個展が終了しました。
お手伝いしたくださった方や会場に足を運んでくださった方々・お客様に感謝いたします。

毎年おいで下さる方には波があり、集中する時と暇な時間の繰り返しで、忙しい時はろくに挨拶もできないまま帰ってしまわれたり申し訳ないことです。

以前からデパートでの開催は7日間、ギャラリー開催は6日間でしたが、昨年から5日間のみの開催にし毎年開催することだけは守っていこうと思っています。
この先、歳と共にもっと少数日開催になってしまうかもですが、無理しないで頑張っていきたいと考えています。
1年間個展を支えに生きている感じかな。。。

いつものように何点か注文品があり、これが終わるまでは休めないので、私の中では未だ個展は終わっていないのです。
 

 

 



 

 


2019年 05月 31日

明日から個展

 (今年の個展の看板です)

本日個展の搬入を済ませました。
籐の皮のインテリアには花屋さんで売っていないような山野草がマッチするので、知人・友人が山やお庭から採取してきてくださって、毎年会場が落ち着きます。
そして、お手伝いしてくださる方々に感謝です。

本年は5日間ですが、バッグ60点、インテリアもの50点、アクセサリー80点を展示・販売します。

天候に恵まれて良い出会いがあることを期待しています。
 

 


 

 


2019年 05月 26日

創作の泉

6.1~の個展の作品の梱包作業がほとんど終わり、
出来上がった作品のストックとPCを置いている部屋の荷物が減ってスッキリ、何時もこうならいいのにと思う、
自宅兼仕事場ですから・・・

今年で20回目の個展となり現在の自分の持てる力を全て出し切った作品のつもりですが、
来年も更にバージョンアップした作品を創れるように努力するつもりです。

ただ毎年確実に歳をとり体力的にも少しゆっくりすべきと考えたので、少しずつ教室を減らしていこうと思っていて、
その分を創作や楽しむことにあてたいと考えています。

 





 


 

 


 


2019年 05月 23日

根気


地元放送局RCCラジオの生放送番組「おひるーな」に出させていただきました。

この番組には3年前に2度ほど出演させていただいたのですが、以前のままのMCのお2人と月日の経過は早いものですね・・・という年寄り的な会話から、
そもそも趣味だった世界に入るきっかけ、
かずらとは何ぞや?
その中でも籐の皮に拘っている理由、
籐の皮の説明とその利点、どのようなものが創れるか?
個展の紹介、
ものつくりを長く続けて来られたのは好きであることと根気しかない・・etc
取り留めのない会話になってしまったかな??

何事も根気なのですが、このタジオで撮った写真の力の抜けた顔の私、
疲れて根気もなにもありやしない。


 

 


2019年 05月 14日

個展に向けて


個展まであと半月となり、今日は4月から3回に分けて投函しているDMの残りを投函しました。
ありがたいことに、毎年総数1000枚を出させていただいています。

あっという間に今年で20回目の個展ですが今年も籐の皮を中心に、かずら、竹、珍しい素材としてはヤシの葉などを、編む・組む・結ぶ・絡める・たたむ等のテクニックを使って作品を創りました。


籐の皮の可能性を楽しんでいただける個展にしたいと願っています。



 


2019年 04月 27日

人並の10連休


近所の家のジャスミン、良い香りが漂います。

世の中は10連休、ゴールデンウイークは毎年関係なく仕事をしていたのだが、今年は4月の半ばにある手術を受ける予定で新聞社のカルチャースクールなど全ての予定を変更して、
個展の仕事も術後の社会復帰を1か月と考えてハイスピードで準備していたが、手術日の2週間前にケガをして全ての予定が崩れた。
急ぎの仕事や集中したレッスンなどで疲れていたと思われる。
暫くは茫然としていたが、あれから3週間以上経ち、怪我の功名か?前倒しの仕事で余裕ができてゆったり療養できている。

今年は20回目の個展、たまにはゴールデンウイークを人並に過ごそうか・・・と言っても、何処にも出かけないが
仕事に追われるのだけは避けられそう。。。。





 

 

 


2019年 04月 06日

ライトアップの妙

 

 


広島城光の祭・・チームラボ には、15万人の来場者があったと聞きましたが、
外国の観光客も多く満開の桜が美しくライトアップされていて、異空間を漂う感じとでもいうか、
LEDには色々な可能性が秘められていますね。
興味深い体験でした。


是非お出かけくださいと言いたいけれど、明日までになってしまいました。

 

 

 


2019年 03月 30日

今週の仕事

今や希少価値の水牛の角のパーツです。
色々な形のものが今回も届きましたので、創る方も楽しい。
関西でご活躍の象牙や水牛のアクセサリーの作家さんから譲っていただき、
籐の皮で編んだものと組んでペンダントを作っています。

個展のDMは既に出来上がって届いていて、6月1日はすぐです~



 


2019年 03月 17日

素人写真



 

諸事情あって1か月前倒しで個展の仕事をしている。

今日は個展のDM用の写真と台帳用の写真を撮ったが、DM用の写真は毎年悩ましい。
結果、明日もDM用の写真は撮り直しすることに。
プロの誰かに頼みたいが、何度もダメ出しするのは申し訳なくて自分が絶えられないし、妥協するくらいなら自分でした方がマシなので仕方ない。

することは山ほどあるけど、身体は一つ。
 

 



 



2019年 03月 03日

もう20年・・

eーTaxで確定申告を完了、国民の義務終了、ちょっと安心。


20年前にPCを買って、ほんの1~2回の講習を受けたに過ぎないのに、その後HPも設けてブログを書き、年賀状を作り、帳簿を付け、インターネットで調べものをしたりしてきたが、アナログ人間なので沢山の方々に助けてもらいながらの日々だった。
HPを作ってくれた会社の渡さんは、今や東京に活躍の場を広げておられて、彼に励まされたことも大きくてブロブもサボりながらも続けてきた。

今から始めるのは、年代的に辛いかもしれないので、分からないままでも続けて来てよかった思う今日この頃・・年寄り的表現だけど、
買い物難民になったらネットで買い物をして、世界と繋がって老後?を送ろうと思っているけど、、、どうかな?

 


 


2019年 02月 24日

ディティールに神宿る





花粉のシーズンとなり、朝から鼻水・クシャミでティッシュがてんこ盛りになる。
良いティッシュを見つけた、今までいろんなティッシュを試したが、柔らか過ぎて破れるものや、クリネックスの至高は3枚重ねで品質は高いが鼻には優しくなくて、今年ネピアの「鼻セレブ」を買ってみたが鼻周りの皮膚が傷まないので、暫くはこれで安心。
オススメです。

今週はbagの中裏を作っている時に糸をかみ込み突然ミシンが動かなくなって怯えたが単に油切れだった、私の怠慢という結果に終わった。
未だに足踏みに拘っているのは、このシンガー職業用ミシン188型ミシンは皮革も縫えるし、他に縁かがりのオーバーロックミシンもあるので、これ以上の機能は要らないし、今更他のメーカーに替えたくもないと思わせる程の優秀な機械です。

ミシン作業しながらいつも気を付けていること、勿論全ての作業でのモットーというか忘れてはいけないことは、「細部こそ奇麗な仕事をする」ということです。
私のクラスでで宿題を出さないようにしているのは、経験の浅い人ほど分からなくなった時に誤魔化していい加減な始末をする癖が付く、本を買って自習するのも止めてもらいたいと思っている、家で完全なものを作れる人は私のクラスでも1人か2人です。

細部や見えない部分こそ嘘のない良い仕事をする「ディティールに神宿る」とは、そういうことだと思っています。


 

 

 

 


2019年 02月 06日

ヌードの羊

 


国民の義務の作業も終わり、後は申告するだけなので、羊の見本の本体部分=ヌードの羊をレッスン用に作った。
新作を作た時は、ネットで羊の写真を見ながら雰囲気を探ることに必死だったので、、羊の巻き毛が邪魔でレッスンで困ることなんて一切考えずに創ってしまった。
レッスンに使いたくても使えずにいたのだが、「何年、この仕事をしてるんだ!」と自分に言いたい。


 

 

 


2019年 02月 03日

今週

今週で個展用のBAGを編むのを小休止して、出来上がっている作品の持ち手と裏地を決めたので、雑事が済んだら完成の段階に入る。

そして気分転換に、2回目の「ボヘミアン ラプソディ」を観に行ったが、夕方の時間だったので観客は少なくてラッキーだった。
何度見ても感動する。


雑事とは確定申告の帳簿付けのこと・・・・今年も1年分を一気に。。。。
毎年出かけるのも大変な寒い時期には、家に籠って帳簿の準備をしているが、誰かが食事を作ってくれたなら、くれたなら・・・
なんて幸せな事かと毎年思ってしまう、私の場合1年中そう思っているけど、
進歩しないな・・・・!


 

 

 

 


2019年 01月 27日

マイペースな生活

新聞社の文化センターの教室は、もう35年位になるが先日初めて病気で休講にした。
風邪気味で、珍しく熱も出たので大事を執った。


昨年末には災害時の緊急連絡の為と講師達も高齢者が多くなったので、緊急連絡先を知らせる書類の提出をしたばかりだったので、ちょっとショックだった。
しかし永く仕事をするためにも、独り暮らしの者は特に気を付けるべきこと。

特にこの寒い時期は早く起きない、起き上がれないが正しいのだが、朝は弱いので頑張らないと決めている。
遅く起きても、誰にも遠慮は要らない自由業だし、怒る人もいない。

冬至からは日が短くなって春に向っているのを感じる・・・なんとかこの寒い時期を乗り切ろう。


 


 

 


2019年 01月 18日

知る人ぞ・・・




 


昨年末にお店で見つけた「自然熟みかん」、少し高めの値段ではあったが、皮が薄くて甘くて、このみかんを食べたら他のみかんは食べられないほど美味しい。
重いのに買ってきて、美味しくないみかんだった時の失望感、大げさでなく悔しい。
翌日また買いに走って、ネットで検索したら、5kのみかん箱で¥5400~¥8640 完売と出ていた、確かに高い。
知る人ぞ知る「みかん」だったようでした。
今年末は早々にget、get。。。。


 


 

 

 



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2018年11月15日(木曜日)

Autumn in 山陰

ちょっと小旅行に。
晴天に恵まれて紅葉を楽しんだ。

旅行で温泉旅館に泊まる際はサービスにお金を払っているのだが、
求めるものとは程遠い結果に終わるものです。


2018年11月3日(土曜日)

偏愛

洋服デザイナーのイヴ・サンローランのミューズはカトリーヌ・ドヌーブだったと言われている、彼女から受けるイメージを膨らませて洋服のデザインをしていたのだ。

前回書いた引退表明したダニエル・デイ・ルイスの最後の映画「ファントム・スレッド」で彼はデザイナー役で、そのデザイナーにもミューズが居る設定で、この映画では最後は結婚するのだが、理解不能な方向に進んでしまう。

憑依型の俳優なのでテーラーで勉強したらしく、仮縫いの仕方、ドレスピンの打ち方、ハサミの使い方など細部にわたり自然だったので、洋服時代に自分が居たアトリエを彷彿とさせる。

仕事のペースを乱されたくない男性と自分に向いてほしい女性、私は男性目線で映画を観ていたので女性の存在が疎ましくて仕方ないのだが、それでは映画にならない。。。。

この映画、今も不消化のままだが自分の感じ方が笑えてならない。

☆D・ルイスは「存在の耐えられない軽さ」の役とは対極にある役柄で、神経質な性格のデザイナーになりきっていた。  
  姉役のレスリー・マンヴィルが良かったが、ミューズ役の新人女優がイマイチ。


2018年10月26日(金曜日)

決断

先月、新聞で仏のシャンソン歌手 シャルル・アズナブールの死亡記事を見た。
今年日本の春の叙勲で旭日小綬章を受賞して、もう94歳だった、時代の流れを感じる。

私の学生時代はビートルズやグループサウンドが流行っていた、TVでもレコードでも観たり聴いたりしながら、NHKのFMで「ヨーロッパと中南米の音楽」という芦原英領が司会の番組でシャンソンやボサノバを聴いていて、、アズナブールは大好きな歌手だった。
あのしゃがれ声が素敵で、「愛のために死す」「帰り来ぬ青春」「ラ・ボエーム」などが特に好きだった、このころからフランス映画は大量に封切られ、ほとんど観に行った。
あとは、俳優としても素敵だったイブ・モンタン、ジルベール・ベコーの「そして、今は」は好きな歌で彼のLIVEにも行った。
女性では、エディット・ピアフ、ミレイユ・マチユなどを聴いていた。

そこが原点? カラオケではシャンソンを歌っているくらいなので、影響を受けている。

あの頃美しかったアラン・ドロンが先日引退表明したが、残念ながら奇麗な歳のとり方でなくて82歳、演技より外見が売りだったアイドルみたいなものだと思っているので、もっと早く引退すべきだったのではと言いたい。
ドタキャンで話題になり、ツアー数の多さに驚いた沢田研二も、もう引き時ではあるまいか?
芸能人と呼ばれる人間には見場も大切だし、、まず声が出ていない!

イギリスの名優、ダニエル・デイ・ルイスは今秋封切の「ファントム・スレッド」で引退する。
未だ61歳、デザイナーを演じた映画なので楽しみに待っているが、彼にはもう少し頑張ってほしかったので残念でならない。

引き際の大切さを、考えさせられた。


2018年10月21日(日曜日)

耳福

数年前、エリザベト音楽大学の小ホールでウィーンフィルのコンサート・マスター、シュトイデさんのソロ演奏を聴き、繊細でありながら厚みのある豊かな音に魅了された。
素人の私でさえ音が違うと感じ、いつかまた彼の演奏を聴きたいと心待ちにしていた・・・

昨日は願いが叶い、音響の良い呉市民ホールでシュトイデさん率いる弦楽四重奏団の演奏を楽しんだが、
心洗われる想いだった。

とにかく、素晴らしい!


2018年10月19日(金曜日)

良いため息

来年に向け新しい模様に挑戦して、ほぼ1か月。

芯の太さとデザインが噛み合わないものもあるので試行錯誤はいつものことで、数回の編み直しと様々な方法を試みている。
レッスンでは生徒さんに「今日はため息が多いですね・・」と指摘されたり、寝ても覚めてもというか、夢にまで見るのでストレスが溜まる・・・葛や籐を編んでいるから、葛藤の日々を送っているのではないのにと、シャレておこうか?!

創り手としては良いストレスなのだが、これを繰り返してるので「肥れるわけがないな」と、一人納得するが、年毎の体力低下は否めないし、好きな仕事をいつまでできるのかとつい考えてしまうが、体力と気力を維持するのは自分の覚悟あるのみ。

結果を出すまでのプロセスが、創る仕事では一番の醍醐味だから、今を楽しんでいることに繋がっている。

その新しい模様、試作1つ完成後、次作の改善点を思考中。


2018年10月8日(月曜日)

スリム化

20数年前から籐やかずらの材料を入れるために鋼板仕様の物置をベランダに置いていた。
2m×8mくらいの広さのベランダはマンションにしては広いので、片隅に設置していたのだが、最近の豪雨や台風の多さは異常なのと、周囲が駐車場なので風雨は避けられないので不安もあったし、少し前から雨漏りで丸芯にカビが生えたり倉庫の役割を果たさなくなっていた。
持ち主同様、耐用年数切れになっていたところに先週の台風25号の風で、とうとう片方の引き戸が引きちぎられた状態になってしまった。

私の力ではとても無理なので友人に頼んで撤去作業をしてもらったが、当初の目論見と違って大変な作業になってしまい、とてもありがたかった。

今回の撤去作業は殆ど手伝ってないが、数年前から自分で動けるうちに色々なことを断捨離しようとしていたことの1つなった。


2018年10月4日(木曜日)

ワンクッション

新作に悩んでいて、もう10日位足踏み状態。
ストレスの溜まる日々で気分転換に劇場に出かけた。

レバノンを舞台に、レバノン人男性とパレスチナ難民の男性の「謝る」「謝らない」から発生した事件の裁判が、本人たちの預かり知らぬ方向に発展し、国中を巻き込む問題に発展する。
中東の歴史が根底にあるのだが、根本的には何処にでも生じそうな問題で、人種や宗教などの違いを認めつつ、相手を一人の人間として受け入れるという難しい問題を提起した映画です。

こんなマイナーな「映画オタク」が好みそうな映画なので、字幕スーパーが終わり館内が明るくなるまで誰も立ち上がらない・・・・マナーの良い観客で満足だが、
投げかけられた問題の根が深くて観客の腰が重くなったとも考えられる。

ただ、ラストシーンで主人公の二人が交わす目線に救われた。


2018年9月30日(日曜日)

SUIT

アメリカのTVドラマの「スーツ」は弁護士事務所が舞台ですが、あの英国王室の次男に嫁いだメーガン・マークルさんが弁護士役で出演していたことでも有名でしたが、男性俳優達が着用していたブランドのスーツが売り切れてしまったというエピソード付きの人気ドラマでした。
私もwowowで観ましたが、韓国でもリメイクされ主演はチャン・ドンゴン、秋からは日本でもリメイク版が始まると番宣で見たけど、どうも織田裕二が主演かと、、、ほかに役者はいないのか!

ドラマの中では、「弁護士にとっては、スーツは闘う鎧なんだ」という台詞もあるが、さすがに仕立の良いスーツを久々に見せてもらったし、奇麗に整髪し髭もきちんと剃っていて、加齢臭などしそうにもないというか、まず清潔感が漂う。
最近の街では折り目の無いパンツに、Yシャツの第一ボタンは外し、ゆるネクタイの男性が多くて、げっそり。
高いブランドものを着ろと言っているのではない、清潔感ある佇まいを求めているだけ。
きちんとし給え、男性諸氏!

着物に慣れた日本では、襟周りが大きくて袖ぐりも大きなものを好んでいて、Yシャツの首周りも大き過ぎる、
洋服を学んだ者としてはいつも不満だったが、このドラマではさすがに見事なもので、彼らの着ているものを見るのも毎回の楽しみだった。

販売する方にも責任がある、お客を育てていかないといけないと思うけど、世の中は安易な方へ流れている。。


2018年9月9日(日曜日)

紺白・・・

「紺屋の白袴」とはよく言ったもので、私も自分の物は余り作らないというか作る暇がないので、新作の習作や失敗作を自分のものとして完成させたbagを持っていることが多い。

時々あることだが、最近レッスンが心身共にheavy、
気分転換に時間がかかる面倒なテクニックで自分用のbagを作ってみた。

お陰で指は攣るし肩こりの毎日だが、今のうちでないと、、、、

明日のことはわからない。

しかしながら、自分の物を作るのなら楽しくて早くできると思われるかもしれないが、やる気に欠けるというか、仕事が捗らないのはなぜだろう?


2018年8月15日(水曜日)

mission

平成最後の敗戦記念日です。

被爆二世の私は兄も姉も既に亡くなり、勿論両親も亡くなっているので残されたのは私だけ、代々書き継いできた写真の系譜帖に書き込むのは私の役目なのだが、今迄の書き込みが毛筆使いの達筆で書いてあるので尻込みしていた。

今年こそは、両親、兄、姉、母の妹のことを書き込むことと、
国立原爆被爆者慰霊祈念館にも被爆者で亡くなった家族や親族8~9名の登録も済ませておこうと思っているが、原爆の時に家が焼けて写真も無くて当時の様子すら判らない人もいるので、
供養にと思って持ち帰った祈念館への登録用書類は、ほぼ10年くらい本棚にしまったままになっている。


2018年8月3日(金曜日)

「宮下奈緒」効果

本を読むのはいつも呉教室の往復の電車の中だが、豪雨災害以来は呉教室に行けていないので、このところ余り進んでいないが、最近は恩田陸の世界に嵌っている、芯の太さと斬新な表現を気に入っている。

少し前に読んだ宮下奈緒の「羊と鋼の森」という本屋大賞を受賞した本は、ピアノの調律師が成長する様を優しい目線で描いた作品で、音楽好きにはとても興味深い内容だった。

その中に広島出身の作家、原民喜の小説の中の一文が引用されていた。
「沙漠の花」という短編で原民喜が憧れている文体のことを「夢のように美しいが、現実のように確かな文体」と書かれていて、それが「羊と鋼の森」には何度も引用されていたので、どうしても読んでみたくなった。
彼の被爆体験をつづった「夏の花」も読んだが、突然の喪失感を冷静で簡潔な描写にしていて、ちょっと驚きながら引き込まれた。
戦争や殺戮に対しても冷静だった人間が、鉄道自殺で人生を終わらせている。。。。
昔、友人から彼の小説を勧められていたのに、被爆作家と言われていたことに心を閉ざして読めずにいたのを、今回やっと読むことができた。

8.6も近いが歳を取るごとに色々考えさせられ、何かを知るは貴重。


2018年7月23日(月曜日)

夏の陣からの解放

個展でお受けした10個の注文品の製作が全て終わった。
どんなに遅くてもお盆までには、お届けしないといけないと思っているので、暑いなんて言っていられない状況だったが、昨年も今年も注文数は違うのに・・7月の第四日曜日で終了した。
急ぎの仕事で肩こりと腰痛・頭痛の毎日だった。

当分ゆっくりしたいが、、、

新聞社のカルチャー教室が1つ増えたのとアトリエ教室も入れると、生徒数はほぼ倍になったので、
材料を染める作業には追われることになりそう。
朝刊掲載効果とでも言っておこう!
本音を言うと個展用の作品を創る時間をできるだけ多く確保するのが、私にはベストなのだが、
生徒さんが少なくても多くても2時間は2時間なので、レッスン時間に関しては有効に使えることではある。
しかも、籐の利点を多くの方に知っていただけるのは、願ってもない機会で、
生徒さんには作る時間を楽しんで、どんどん良いものを作ってもらいたいと思っている。


2018年7月15日(日曜日)

政治家とボランティア

電車の停留所に貼ってあった各地の交通系ICプリペイドカード一覧ですが、呼び名を見ると各地の特色が出ていて面白い。

こんなカードなんか使ったこともない自民党国会議員の先生方の飲み会の写真がSNSにUPされた。
平時なら何の問題もないが、先週の6日金曜日に気象庁が異例の記者会見で大雨被害と早めの避難を呼びかけた夜なので、直ぐに非難の声があがるのは誰でもわかるのに、どうやらSNSにUPしたのは官房副長官?らしい。
余りの危機感・責任感のない姿に落胆してしまう。
参加者の中には広島選出の岸田氏の姿があった。
(余談だが岸田氏の隣が安倍首相で、彼らの前には安倍さんがオバマさんと寿司屋で飲んでブームになった「金粉入り賀茂鶴」の4合瓶が鎮座してたいたのを、飲んべーの私は気付いてしまった・・・)

こんな政治家ばかりの日本国。選んだ我々にも責任はあるのだが、チコちゃんに叱ってもらいたい、あの番組、気に入っている。
「ぼーっと、生きてんじゃないよ」か?

TVではこの炎天下に被災地で活動している自衛隊や消防・警察・ボランティアの一般人の姿を伝えていて、、
頭が下がる想い。
何もできない体力のない者には、義援金しかない。。


2018年7月8日(日曜日)

幻のコンサート

市内のビルに住んでいるので、今回の大雨も心配はなかったが、最近の豪雨による被害には驚かされるばかりで、時間の経過につれて大きくなる被害を知り、今までの尺度で災害を考えたら命を脅かされることになるが、災害列島日本はもっと迅速に対応できるような対策をしないといけない時代になっているのに、毎回の被害を知るに少しも改善されているようには感じない、自然の前には人間は無力なのは解ってはいるが、ずっと、この惨事が繰り返されるのか、
「水を治める者は国を治める」と、古代からいわれていませんでしたかね!?

週末はレッスンも交通機関の停止で休講にしたが、楽しみにしていたコンサートも中止になってしまった。
チェロの「宮田大とプラハ放送交響楽団」のコンサートのチケットを手に入れたのは2月、前から3列目という席をgetして楽しみに7月6日を待っていたのに、豪雨の影響で中止になってしまい、それも知ったのは開演2時間前にネット検索で知った。
演奏者も広島入りができていなかったので、どうにもならないけれど・・・
この組み合わせの演奏会はもう実現できないに違いないので、残念で仕方ない。


2018年7月1日(日曜日)

機能的なグッズ

ヒノキでいい香りの針山、手首に通して仮縫いなどにも使えるし首から下げることも可能で、カワイイ!
以前針山から縫い針が20~30本出てきたことがあり、大きい鉢山だと針が潜ってしまうことが多いが、こんなに小さいと針も潜らないので、使い勝手が非常に良い。
機能的と言えます。

今も毎回ストレスなのは、ミシンの糸を切る噛み合わせが良くて切れ味の良い小さなハサミが見つからなくて、今までに何本もお蔵入りしている。
ミシンを使わない人には理解できないと思うけど、ミシン糸など細いほど切れにくいものなので、本当に困っている。
裁ちハサミで切ればよく切れるけど、ミシンに置くには大き過ぎる。
探している時には会えないものです。


2018年6月24日(日曜日)

駆け込み寺

今週も新聞社のカルチャースクールの生徒募集が朝刊に載り、私の記事も掲載されたので更に体験講習や入会希望者が増え、キャンセル待ちの方もおられる事態になり、カルチャーセンター側から急遽「朝教室をもう1つ増やして下さい」という要望で、お受けすることになりました。
こんなに反響があるなんて考えてなかったので、驚いています。
籐の皮作品の良さが今以上に世の中に広まるかもしれない機会なので、本当にありがたい事です。

個展でいただいた注文の製作も頑張っていますが、ガチガチに疲れて固まった身体をリフレシュしたくて、久々に整体の施術を受けました。
整体師の方に驚かれる程の凝りで自分自身もかなり痛かったのですが、数週間後の予約をお願いして帰り、少し身体が軽くなったような・・・
疲れを溜めない生活が一番良いのですが、それはなかなか難しい。
今からは私の駆け込み寺になりそうです。


2018年6月18日(月曜日)

元々の取材記事

朝刊に載った記事は、この「ちゅーピー カレッジ通信」の記事を転用したもので、これが元々の取材記事です。

朝刊掲載は個展前の私にはありがたい掲載になり、体験講習の応募者が多数です。
カルチャーセンターとしては体験講習を機に入会していただくのが目的ですが、、最近は地道に学ぼうとする人が減っているので、その1回で終わりの方も多いのが現実です、成果が上がれば良いのですが、
どうでしょう。。。


2018年6月9日(土曜日)

終わってない私

6日水曜日に個展が無事終了しました。
皆様に感謝です。

完売するのは夢のまた夢で、残った作品や持って行った全ての物を元の場所に片付ける作業には疲れた灰色の脳細胞と身体が動きが悪くて、なかなか捗りませんでしたが、昨日位からは徐々に仕事を始めています。
もう頭の中では来年は何を創るかを考えながらの仕事になっています。

有難い事に今回は注文品が多くて、嬉しいような悲しいような、、まだまだ休めません、追い込まれて夢に見そう。

毎年、曜日による来客のパターンも違えば、色の好みも偏ったりするのですが、今年もwhat’s newのイチオシ作品に目がいくのは毎年どなたも同じで、今年は黒いbagに人気が集中。

とにかく早くお渡しできるように、頑張るのみ!

好きなお酒も飲んでる場合じゃない。


2018年6月1日(金曜日)

明日から個展

ギャラリーに作品を搬入してきました。

今年は、色々な形や雰囲気の違うbagの競演をお見せするつもりで創ってきましたが、皆様に喜んでいただけるかどうか、、、ドキドキです。

籐の花器には山野草が似合うのですが、田舎に移住した友人のバケツいっぱいのお花が華やかに会場を盛り上げてくれ、いつものお手伝いの生徒さん達も来て下さり、搬入は一人では難しい。
ありがたいことです。

あすから5日間いい天気に恵まれ、いい出会いのあることを期待して・・・


籐皮・かずらのバッグ&アート 前田八重
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