「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が製作した作曲家 エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー映画「モリコーネ」、映画オタクには心躍る楽しい作品になっていました、映画好きな人と語りたい。。。。
彼が作曲した沢山の映画音楽と共に映画関係者のインタビューが紹介され、映画の黄金時代を一気に観ることができて2時間半がアッという間に過ぎました。世間に大きく認識されたのは「荒野の用心棒」かと思いますが、クリント・イーストウッドの主演でした、若き日の苦みばしったクリントがカッコよかった。
「シシリアン」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「天国の日々」「ミッション」「アンタチャブル」「ヘイトフル・エイト」「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」など数え上げられないけど、観ていない映画もあり今からでも観たいと思いますが、彼はピアノや楽器で試すことなく5線譜に手紙を書くように♬を書いていく、頭の中に♬が舞っているのでしょう、それで500曲を生み出したなんて・・・
「荒野の用心棒」のセルジオ・レオーネ監督とはテーマ曲の依頼を受けた時に、小学校の同級生だったことが分かったエピソードにも驚きましたが、穏やかな彼も映画音楽はクラシックの世界からは低く扱われていた、その葛藤の中で新しい表現を求めていた彼の姿が描かれていて、晩年はクラシックのシンフォニーを作曲しコンサートを開催したり、ジャンルを超えた若いミユージシャン達に多くの影響を与えました。
彼の音楽を聴けた時代に生まれたのは幸せでした。
もう一度観に行こうかと思っているオススメ映画です。
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